プラスチックにおける添加剤による改良技術の基礎と特性向上と高性能化

〜 各種改良技術と添加剤の基礎、添加剤により改良される特性(性能維持、機能性付与)、添加方法、プラスチックにおける劣化機構、事例から見る対策とそのポイント 〜

プラスチックの機能性の向上、品質向上に活かすための講座

添加剤の基礎から選定、添加法を修得し、熱・光による劣化安定化、難燃化、耐酸化による製品の高機能化に応用しよう!

講師の言葉

 プラスチック材料は私たちの生活にとって不可欠な材料であり、多種多様な用途のニーズを満し、多量に使われています。しかし、各々のプラスチック材料は夫々多くの長所と共に、多くの弱点をもっています。例えば最も多量に使われているポリプロピレンは重合しただけでは、熱や光に弱く、長期の使用に耐えません。そこで性能維持のために多種の添加剤が、さらに新しい性能や機能を付与するための添加剤が必要不可欠です。
 本講座ではこれからプラスチック関係の材料開発や用途開発されるエンジニアのために、添加剤の必要性、添加剤の種類、添加剤の効果、添加剤の規制、添加方法など、添加剤の基礎から応用までをやさしく講義します。
 とくに、プラスチック関係の成形加工や用途開発などに従事するエンジニアの方々にはプラスチックの改良技術および添加剤効果の知識は特に重要です。
 講義では、プラスチック添加剤の基礎から、熱・光による劣化と安定化および添加剤による機能化のアプローチ、添加剤の評価に至る全般的な内容について紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年04月19日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料化学・環境・異物対策
受講対象者 ・プラスチックおよび成形メーカの材料開発や加工や用途開発に新しく従事される方 ・プラスチックの材料や用途品の企画、営業、販売部門の方 ・高分子材料および製品の安定化および機能化に関心のある技術者、品質担当者 ・高分子添加剤に関心がある技術者・研究者・技術管理部門の方
予備知識 ・とくに必要としません、プラスチックの材料開発および用途開発に興味を持っている方
修得知識 ・添加剤により改良を行うため必要なプラスチックの基礎知識 ・添加剤により改良される特性(性能維持、機能性付与) ・添加剤のプラスチックへの添加方法と目的とする機能性向上 ・プラスチックの熱および光による劣化と安定化 ・プラスチックの添加剤による機能付与 ・プラスチック添加剤の課題と対策
プログラム

1.添加剤により改良を行うため必要なプラスチックの基礎知識
  (1).プラスチックとは
     a.結合エネルギー
     b.分子量(高分子)
     c.分子構造(モノマー構造、立体規則性、共重合、結晶性)
     d.極性、溶解パラメータ
     e.球晶、非結晶領域、高次構造、ブレンド、架橋、
     f.Tg、Mp、粘弾性特性
     g.溶融物のレオロジー、加工性
  (2).プラスチックの種類と用途
     a.高分子の分類 用途分類 (プラスチック、ゴム、繊維、接着剤)
     b.プラスチック(熱硬化性、熱可塑性) 
  (3).改質改良方法
     a.重合プロセス(モノマー、重合条件、装置)による改良
     b.添加剤や他の物質の添加や反応による改良
     c.加工方法による改良
  (4).プラスチックの種類、需要量および要求特性
     a.プラスチックの種類、需要量および価格
     b.プラスチックの特性と要求特性

2.添加剤について
  (1).添加剤により改良される特性(性能維持、機能性付与)
  (2).添加剤による改良目的と添加剤の種類
  (3).添加剤の法規制、自主規制(国内、海外)
  (4).添加剤に要求される特性(ブリードアウト)

3.添加剤の分離・分析法
  (1).添加剤の分析法
  (2).添加剤の評価法

4.添加剤のプラスチックへの添加方法
  (1).実験レベル
  (2).製造レベル

5.添加剤各論
  (1).酸化防止剤、安定剤
  (2).紫外線防止剤(紫外線遮蔽剤、紫外線吸収剤、光安定剤)
  (3).可塑剤(PVC用、その他用)
  (4).難燃剤(ハロゲン系、ノンハロゲン系)
  (5).帯電性付与、導電性付与剤
  (6).加工性改良剤
  (7).表面改良剤
  (8).核剤(造核剤)
  (9).耐衝撃改良剤(ゴムブレンドによる改良)
  (10).剛性および強度改良剤(材)(充填剤、繊維補強材,ナノフィラー)
  (11).硬化剤
  (12).発泡剤
  (13).架橋剤
  (14).着色剤
  (15).接着性付与剤

6.添加剤によるプラスチックの改良例
  ・ポリプロピレンの改良

7.プラスチックにおける劣化機構
  (1).プラスチックと添加剤概説
  (2).プラスチック添加剤分類
  (3).相乗効果と拮抗作用
  (4).添加剤の開発動向

8.プラスチックの酸化劣化と安定化
  (1).プラスチックの酸化劣化機構  
  (2).加工安定性、耐熱安定性の評価方法
  (3).酸化劣化防止技術
   a.一次
   b.二次
   c.フェノールフリー

9.プラスチックの光劣化と安定化
  (1).プラスチックの光劣化機構  
  (2).耐候安定性の評価方法
  (3).光劣化防止技術
     a.紫外線吸収剤
     b.ヒンダードアミン光安定剤)

10.プラスチックの燃焼と難燃剤
  (1).プラスチックの燃焼機構
  (2).難燃性の評価方法
  (3).難燃化技術

11.事例からみる対策
  (1).変色の事例と対策
    a.酸化防止剤
    b.紫外線吸収剤
    c.放射線
  (2).耐熱性の課題と対策
    a.成形加工
    b.長期熱安定性
  (3).顔料・フィラーとの相互作用
  (4).耐酸性の課題と対策
    a.耐農薬性
    b.塗装密着性
  (5).添加剤の環境への影響
     ・フォギング・VOC

12.まとめ、質疑応答

キーワード プラスチック プラスチック添加剤 機能性付与 プラスチックの酸化劣化 光劣化機構  耐候安定性 難燃化技術 耐酸性
タグ ポリマープラスチック高分子射出成形樹脂・フィルム添加剤
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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