粉体・粉粒体の基礎と充填・混合操作およびその改善策

〜 粉粒体の基礎、粒子径、粒子径分布、充填性改善とトラブル対策、混合のJIS規格・測定・改善 〜

  • 粉体を扱う際に問題が生じやすい充填など、粉体物性の基礎から解説する講座!
  • 粒子径や形状など粉粒体独特の物性を理解し、粉体製品の高機能化やトラブル対策に活かそう!

講師の言葉

 粉粒体は液体や気体、固体と異なる独特の特性を示します。そのために粉粒体の特徴を知り、構成粒子の物性と層としての挙動との関係を検討することが重要です。
 本セミナーでは粉粒体の特徴や物性測定から充填や混合等の操作までを実例をあげながら解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年05月11日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 化学・環境・異物対策
受講対象者 ・製品、中間製品、原料として粉粒体を取り扱っている技術者、研究者の方 ・電子部品、電池、ゴム、プラスチック、薬品、セラミックス、粉末冶金、化粧品、触媒、食品などで粉体に携わる技術者の方
予備知識 ・理系高卒程度の知識(化学、数学、力学)
修得知識 粉粒体の物性についての基礎知識と粉粒体操作への応用力が得られる
プログラム

1. 粉粒体の基礎
  (1). 粉粒体の基礎
  (2). 粉粒体の特徴とトラブル例
  (3). 粉粒体製品例

2. 粉粒体物性
  (1). 粉体物性の基礎
  (2). 1次物性
    a. 粒子径
    b. 粒子径分布
    c. 粒子形状
    d. 粒子表面状態
  (3). 2次物性
    a. 充填性
    b. 流動性
    c. 付着性
  (4). 偏析と試料サンプリング

3. 粒子径と粒子径分布
  (1). 粒子径の基礎
  (2). 粒子径測定法
  (3). 積算分布と頻度分布
  (4). 対数正規分布とロジンラムラー分布

4. 粉粒体充填
  (1). 充填性に及ぼす粒子径の影響
  (2). 充填性に及ぼす粒子径分布の影響
   ・最密充填を得るための粒度分布
  (3). 充填性に及ぼす粒子形状の影響
    a. 粒子形状の定量化
    b. 粉砕方法による粒子形状の違い
    c. 粉体の充填性、流動性に及ぼす粒子形状の影響
    d. 球より詰まる粒子形状
  (4). 充填性の改善、充填トラブル対策

5. 粉粒体混合
  (1). 混合機
  (2). 混合度
  (3). 混合度測定法のJIS規格
  (4). 混合度測定から見た各種混合機の性能比較
  (5). X線CTを用いた混合度測定と混合の改善

キーワード 粉体 粒子径 粒子径分布 粒子形状 粒子表面状態 充填性 流動性 付着性 偏析
タグ 分散粉体・微粒子
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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