遮音・吸音の基礎と遮音性能・吸音性能向上技術およびその事例 〜デモ付〜

〜 遮音・吸音のエネルギー収支、音の反射、吸収・透過メカニズム、性能評価法と性能向上策、音響材料のモデル化と選定・開発に活かすためのシミュレーション 〜

  • 空気伝搬による防音対策に必要な遮音・吸音の基礎から丁寧に解説する講座!
  • 遮音材料・吸音材料を正しく用い、シミュレーションも活用して、機器設計における効果的な騒音低減向上に活かそう!

講師の言葉

 日ごろ防音対策業務に携わっている方でも、「吸音」と「遮音」を混同されている場合がございます。今回のセミナーでは、吸音・遮音の基礎から丁寧に解説をいたします。
 また、今回は予測ソフトウェアを用いて、吸音性能・遮音性能を上げるためにどのような取り組みが有効であるか皆様に日ごろの問題解決のきっかけを何かしらご提供できればと思います。

(事例紹介は自動車部品ですが、他業界の方にも参考になります)

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年06月29日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・車輌、船舶、機械、電子機器、医療機器などで吸音・遮音の設計あるいは材料の開発などに従事する方 ・音にかかわる製品設計に携わっておられる技術者、あるいは商品企画者の方
予備知識 上記に携わる技術者の方であれば、特に必要ございません
修得知識 ・吸音・遮音および関連する材料の働きに関する考え方 ・吸音・遮音性能の予測について
プログラム

1. 吸音・遮音の基礎
  (1). 予測技術の必要性
    a. 事例:自動車の防音性能改善
  (2). 吸音・遮音とは
    a. 遮音・吸音のエネルギー収支
    b. 音の反射:媒質の異なる境界面でのふるまい
    c. 吸収・透過のメカニズム
  (3). 有限厚材料の吸音
    a. 材料中での多重反射
    b. 背後空気層がある場合
    c. 多層構造の場合

2. 吸音・遮音性能の評価方法
  (1). 吸音性能の評価方法と注意点
  (2). 遮音性能の評価方法と注意点

3. 音響材料のモデル
  (1). モデル化の考え方
  (2). 多孔質材料
    a. 音響特性を表す諸量の相互関係
    b. 伝搬定数
    c. 材料中の空気の流れにくさ
    d. 空気伝搬音のモデル化
    e. 多孔質材料中の空気粘性の影響
  (3). 非通気性弾性材料
    a. 固体伝搬音のモデル化
    b. 材料に生じる曲げ波のモデル化
  (4). 有孔板
    a. 管内の空気振動をモデル化

4. 予測ソフトウェアを用いた吸音・遮音のデモ
  (1). 予測ソフトウェアについて
  (2). シミュレーションのデモ

キーワード 遮音 吸音 空気伝搬音 伝搬定数 多孔質材料 吸音性能 遮音性能
タグ 振動・騒音設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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