EMC対策の基礎とノイズ低減設計およびその事例 〜1人1台PC実習付〜

〜 EMCメカニズム、EMC対策部品と活用法および配置、時間領域と周波数領域、シミュレーションツールによる設計の実習、実製品におけるEMC対策の事例 〜

  • シミュレーションツールによる実習と製品事例を通して、EMC低減のポイントを具体的に解説する講座!
  • 配線やノイズ対策部品の適切な配置や活用方法を学び、基板設計や回路設計におけるノイズ低減に活かそう!

※PCは弊社にて用意いたします

講師の言葉

 「EMC対策に時間がかかる」「設計段階からきちんと作りこみたい」
 こんな悩みをお持ちではありませんか?EMCのノイズを見ることはできないので、その原因を特定することが難しく、手当たり次第に対策してしまいがちです。しかし、EMCの対策で重要な事は、原因を特定し、原理原則に基づいた対策を施すことです。
 本講義では、はじめにEMC発生原因とその対策方法の原理原則を紹介します。その後、具体的な商品事例でのEMC低減設計の効果と原理を紹介し、プリント基板のEMC設計のポイントにつなげます。
 プリント基板の設計者だけではなく、基板レイアウトのポイントを抑え、基板設計者への的確な設計指示を行いたい回路設計技術者も必見です。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年06月15日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・電子機器(自動車、医療機器、産業機器、情報機器、民生機器など)の回路設計、基板設計、EMC対策に携わるエンジニアの方
予備知識 ・回路設計、基板設計、EMCに関する一般的な知識があると理解が早い
修得知識 ・電子機器でのEMCの原因の基本的なメカニズムの理解 ・EMC設計・対策の手法と、その原理の理解 ・プリント基板での、具体的なEMC設計方法の習得
プログラム

1. EMC概論
  (1). EMCとは
  (2). ノイズ原因による事故
  (3). EMCの原因とメカニズム

2. EMCの基礎
  (1). EMCのキーワード
  (2). EMCに関する数式、何が重要?

3. EMC対策の基本
  (1). シールディング
   ・シールド材等を用いてノイズを遮断する方法
  (2). グランディング
   ・筐体、回路等のグランドを強化する方法
  (3). フィルタリング
   ・各種LCフィルタ等を用いてノイズを低減する手法
  (4). 配線
   ・基板内配線、ケーブル配線を最適にする手法
  (5). 配置
   ・L/C/R部品等の配置により、回路のノイズを低減する手法

4. EMC測定結果の分析
  (1). 時間領域と周波数領域について
    a. 時間領域で検証できること
    b. 周波数領域で検証できること
  (2). 測定結果の検証
    a. 不要輻射測定結果から分かること

5. 実践演習(デモ版の回路シミュレーションツールによるPC実習)
  (1). DCDCコンバータのノイズリスク
  (2). フルブリッジインバータ回路のノイズリスク
  (3). シミュレーションによる実践演習

6.EMC設計・対策事例
  (1). 3項の基本対策事例
  (2). 講師企業の実商品の対策事例
    a. インバータ機器
    b. 映像機器1
    c. 映像機器2

※途中で、ノイズ分布をビジュアル化し、ノイズ分布を定量化する装置、サンプル基板を用いたデモを実施し、ノイズ可視化装置の活用方法と具体対策方法を紹介します

キーワード ノイズ対策 EMC  シールド グランディング フィルタリング LCフィルタ 時間領域 周波数領域 スパイス SPICE
タグ ノイズ対策・EMC・静電気回路設計基板・LSI設計
受講料 一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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