材料力学の基礎と強度設計・強靱性向上および疲労破壊への応用

〜 実践的な材料力学の基礎、信頼性設計・強靱性向上・疲労破壊防止 〜

  • 材料力学を学び直し、強度設計、靱性向上、疲労破壊防止へ応用するための講座
  • 企業での豊富な実務経験に裏付けられた材料力学の実践知識を吸収し、信頼性に優れた製品開発へ役立てよう!

講師の言葉

 材料力学はエンジニアにとって必須の学問です。この学問の特徴は簡単な仮定と手計算で材料に作用するおおよその力と変形を予測できる点です。今はコンピュータが正確の数値を出しますが、「その値は正しい値か?一桁間違っていないか?」を確認できるありがたい道具です。
 皆さんは学生時代に材料力学の教育を受けましたが、その教育は実際に設計やものづくりを経験していない先生方が教えます。したがって、今ひとつ実戦のエンジニアには理解ができません。剛性、強度、疲労・靱性等や材料の知識が豊富な企業経験(鉄鋼会社)のある講師が実務に携わるエンジニアに役に立つ「材料とその力学」をやり直します。できれば、実戦で困っている問題を受講生から提言頂けるとありがたいと思っています。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年06月29日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料
受講対象者 ・「材料力学や材料強度をもう一度やり直して勉強したい、会社に入って初めて力学の大切さがわかった、材料学や材料強度を整理して学びたい」と感じている現場エンジニアの方 ・機械が破壊したときどのように対応して、どのように調査したらよいかと困っている方
予備知識 ・高校程度の物理・化学知識があれば理解が深まります
修得知識 ・理論のみならず、実践的な知識が習得できます
プログラム

1.材料力学の基礎
 (1).弾性とは? 
 (2).材料力学の内力と外力の違いは?
 (3).荷重とは、応力、どこが違う?
 (4).スカラー、ベクトル、テンソルとは?
 (5).平面ひずみ、平面応力とは?
 (6).モールの応力円とは?
 (7).モールの応力円と破損、破壊条件の関係は?
 (8).弾性限を超えて降伏するための条件は?
 (9).はりの曲げ 曲率、断面2次モーメントの関係は?
 (10).はりの曲げ せん断力、モーメント、たわみの求め方とは?
 (11).有限要素法って何?

2.強靱性向上および疲労破壊への応用〜材料の機械的性質と評価法     

 (1).剛性とは? 
 (2).強度とは、靱性とは? 
   a.強度も靱性も強い材料はあるか? 
   b.日本刀はなぜ強靱か、その不思議?
 (3).金属疲労とは?
   a.日本航空機はなぜ落ちたか? 三菱ふそうトラックの事故は? 
    ドイツの新幹線事故の原因は?
 (4).変形と破壊の違い?
 (5).恐ろしい金属腐食
 (6).強度・信頼・安全設計

キーワード  疲労破壊 材料力学 弾性 平面ひずみ 平面応力 モール はり  有限要素法 金属疲労 金属腐食
タグ 金属材料材料強度設計構造物材料力学・有限要素法
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日