医療機器・ヘルスケア機器開発のポイントとその事例 〜PC演習付〜

〜 医療現場・医学部での機器開発の研究・IEEEの経験に基づく医療機器・ヘルスケア機器開発のポイント、成功例と失敗例、既存技術の医療機器開発への活し方 〜

  • 技術者の方がなかなか知る機会のない医療機器の原理や留意点を、予防医療が専門の講師が実践的に解説する講座!
  • 医療機器・家庭用のヘルスケア機器の仕組みから波形解析の活かし方、今後のニーズを学び、製品開発・新規事業立案に活かそう!

PCは弊社にて用意いたします

講師の言葉

 ヘルスケア機器とは何でしょうか? そこには、身近な体温測定からバーチャルリアリティにいたるまで、さまざまな先端技術が躍動しています。最新の科学技術がすべて集約されているといっても過言ではなく、ひと言でいえば「ヘルスケア機器は面白い!」です。
 私は長年、大学の医学部で医療機器、ヘルスケア機器の基礎研究に関わってきましたが、その間、さまざまな成功例や失敗例を目の当たりにし、また病院勤務を通してユーザーの立場でもいろいろな経験をしました。科学技術の総元締めともいえる国際組織(IEEE)の中にヘルスケア機器を扱う分科会があり、その論文誌副編集長も長年務めてきました。講義では、これらの経験を踏まえた実践的なお話をするつもりです。
 一方的な説明で終わることなく、パソコンを使った簡単な実習や、ヘルスケア機器を持ち込んでのディスカッションなども行いたいと思っています。ヘルスケア機器の将来像をいっしょに考えてみませんか。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年04月27日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・電子部品、機器、ロボット、材料関連の方 ・これからヘルスケア機器、医療機器の製品を開発したいと考えている企業の方 ・生体情報や体のしくみを勉強したい方 ・どのようなニーズがあるのか分からずに困っている方
予備知識 特に必要ございません
修得知識 ・生体情報のかたちと意味がわかるようになる ・ヘルスケア機器の原理が理解できるようになる ・医療や介護での今後のニーズが把握できる ・生体特性を活かした工業製品開発のヒントも得られる
プログラム

1. 医療機器・ヘルスケア機器とは
  (1). 医療機器に関わる法律
  (2). 安全基準の考え方
  (3). 生体情報をはかってみよう
  (4). センサーについて

2. 家庭用のヘルスケア機器
  (1). 血圧計を分解する
  (2). 万歩計の秘密
  (3). 電子体温計で学ぶ予測技術
  (4). 体脂肪計のウソ

3. 波形の自動解析
  (1). 生体から出る波形
  (2). 心電図を解析してみよう
  (3). 脳波とは何か

4. 生体波形を機器開発にどう生かすか
  (1). 体の動きを捉える機器
  (2). 筋電図でロボットスーツを制御する
  (3). 脳波で車イスが運転できるか

5. 画像データの応用
  (1). パソコン・カメラによる遠隔医療
  (2). 赤外線カメラの応用を考える

6. 失敗した技術、成功した技術
  (1). 痛くない採血針はなぜ普及しないのか
  (2). 心電図の自動診断ソフトはなぜ普及したのか

7. ヘルスケア機器の将来を考える
  (1). 超マイクロマシン
  (2). 人工知能の応用
  (3). ビッグデータを生かす

8.個別相談(希望者のみ)

途中で、小型機器を使ったデモを行います

キーワード 医療機器 生体情報 ヘルスケア機器 生体波形
タグ 商品開発新事業医療機器
受講料 一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込)
会場
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