プレート式熱交換器の基礎と設計・応用のポイント

〜 プレート式熱交換器の原理と構造、設計手順、伝熱性能向上、実務上の注意事項・ノウハウ 〜

・高効率・省エネ・省スペース・メンテナンス性をもった理想の熱交換技術を修得し、実務に応用するための講座

・省エネ機器や排熱利用機器として応用が広がっている、プレート式熱交換技術を学び、熱エネルギーの有効活用に活かそう!

プレート式は、液体同士の熱交換や気体と液体の熱交換に最も適しています

実際に使用するうえでの注意事項やノウハウなどについても具体例を盛り込み分かり易く解説します

講師の言葉

 熱交換器は2流体間で熱エネルギーの交換を行うために用いられる伝熱機器であり、隔板式熱交換器の一つとして幅広く使用されているのがプレート式熱交換器である。今回の講演では原理、構造、設計の考え方、伝熱設計や構造設計、NTU(熱移動単位数)概念などについて説明し、プレート式熱交換の設計要領を設計フローに従って分かりやすく解説する。また、実際にご使用頂くための注意事項やノウハウなどについても、具体例を盛り込み分かり易く述べる。 
 現在では空調、化学、プラント、船舶、環境、食品、電力などをはじめとする色々な市場で、プレート式熱交換器は省エネ機器や排熱利用機器としての実績を高く評価され、徐々に適用範囲が増えてきている。今後、高性能で低コスト・省スペースなプレート式熱交換器の市場要求は益々増えてくると予想され、如何に顧客カスタマイズした設計や提案、活用が出来るかが市場命題になっていると言える。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年02月18日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・エネルギー・環境関連、空調・化学・船舶・電力・食品・一般機械など、各種プラント(工場や施設)において熱交換器を扱う、あるいは熱交換器に関心のあるエンジニア ・技術・研究・開発・設計・生産・施設・運転管理のご担当の方でプレート式熱交換器について基礎的な知識を学びたい方
予備知識 ・工学の基礎に関する知識のある方であれば、専門知識は特に必要ありません
修得知識 ・プレート式熱交換器の設計手法、考え方並びに注意点の基礎的な内容について修得できる
プログラム

1.プレート式熱交換器の基礎知識
  (1). プレート式熱交換器の原理と構造
     a.原理
     b.基本構造
     c.伝熱機構〜伝導伝熱、対流伝熱、輻射伝熱〜
     d.流動特性と伝熱特性
  (2). プレート式熱交換器の機器構成
     a.プレート
     b.ガスケット
     c.フレーム
     d.ノズル
  (3). プレート式熱交換器の特徴
     a.メリット
     b.デメリット
     c.機能プレート

2.プレート式熱交換器の設計手順
  (1). 設計フロー
  (2). 伝熱の基礎式
  (3). 総括伝熱係数
  (4). 境膜伝熱係数  
  (5). 圧力損失
  (6). NTU
  (7). エレメント
  (8). Web-Simulator

3.プレート式熱交換器設計のにおける使用上の注意事項・ノウハウ
  (1). 耐食性(プレート、ガスケット)
  (2). 耐圧
  (3). シール性(ガスケット、溶接)
  (4). 汚れについて
  (5). 腐食、漏れトラブル事例の紹介

4.最新の研究内容
  (1). 伝熱性能向上(FEM、CFD解析事例紹介)
  (2). 高温・高圧・高信頼プレート 
  (3). 高性能SXプレート
  (4). Super Jumboプレート
  (5). ダブルウォールプレート

キーワード プレート式熱交換器 伝熱機構 流動特性 圧力損失
タグ エネルギー空調プラント機械設備伝熱熱交機器・熱電変換配管発電
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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