油圧機器トラブル防止のためのコンタミネーション防止策およびコントロール法

〜 コンタミネーションの種類と発生源、設計・運用面からの防止策、コンタミナントの評価方法 〜

コンタミネーションに関わるすべての項目について原理・原則・理論に基づいた正しい基礎知識を習得する講座

・コンタミネーション防止策とコントロール法をマスターし、油圧機器のトラブル未然防止に活かそう!

講師の言葉

 油圧機器のトラブルのほとんどは、油圧機器にとっての血液である作動液のコンタミネーションによって引き起こされると言っても過言ではない。
 このコンタミネーションについて、発生源、種類、分析・評価、管理のすべてに亘って原理・原則・理論をしっかりと理解することは、油圧機器に関わるすべての技術者にとって極めて重要である。
 本講座では、メンテナンス・トライボロジーをベースとして、分かり易さ、実用性を主眼に解説する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年02月22日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備化学・環境・異物対策
受講対象者 ・油圧機器製造会社、油圧設備・装置製造会社、油圧設備・装置の保全・管理など、油圧機器を扱う上流から 下流までのすべての技術者の方
予備知識 ・特に必要ございません
修得知識 ・油圧機器の設計、製造、施工、運用に至る一連の流れの中で、コンタミネーションに関わるすべての項目について原理・原則・理論に基づいた正しい基礎知識を習得することができる
プログラム

1. コンタミネーションとその弊害
  (1). コンタミナント(汚染物)の種類と発生源
     a. 固体(塵埃、摩耗粉)
     b. 液体(水、異種油)
     c. 気体(空気)
  (2). コンタミネーションによる弊害・損傷
     a. 固体による弊害・損傷(動作不良、摩耗、焼付き)
     b. 液体による弊害・損傷(フレーキング、ピッチング、キャビテーション)
     c. 気体による弊害・損傷(動作不良、キャビテーション)

2.コンタミネーションの防止策
  
(1). 機器設計面からの対策
     a. 摺動面に関する検討事項(材料、潤滑理論)
     b. シールに関する検討事項(材料、シール理論、振動)
  (2). 機器運用面からの対策
     a. 製造、施工時の留意点(バリ、カエリ、洗浄)
     b. 油圧回路での留意点(フィルターの設置位置)
     c. 作動油に絡む留意点(保管、更油)

3.コンタミネーション・コントロール
  (1). コンタミナントの評価方法
     a. 固体コンタミナントの評価方法(計数法、重量法、ICP,フェログラフィー)
     b. 液体コンタミナントの評価方法(カールフィッシャー法、FTIR,GC)
     c. 気体コンタミナントの評価方法(密度計、ピクノメータ)
  (2). オイルサンプリング
     a. 実際のサンプリング方法
     b. サンプリング周期
  (2). 浄油と分離の技術
     a. フィルター
     b. 遠心分離機
     c. 静電浄油機

キーワード コンタミネーション コンタミナント 汚染物  摩耗 焼付き フレーキング ピッチング キャビテーション 摺動 潤滑理論 油圧回路 フィルター 作動油 コンタミネーション・コントロール 計数法 重量法 ICP フェログラフィー カールフィッシャー法 FTIR 密度計 ピクノメータ オイルサンプリング 浄油 分離 遠心分離機 静電浄油機
タグ プラント機械
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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