• 2016年03月18日(金) 10:30 ～ 17:30

１．粉体・微粒子の基礎知識
　　（１）．粉体とは（固体でありながら固体でない）
　　（２）．粉体の大きさと分布
　　（３）．粉体の密度
　　（４）．粉体の表面電位
　　（５）．粉体にはたらく付着力
　　（６）．粉体の流動特性（粉の貯蔵、排出の理論）

２．粉体・微粒子（スラリー）の分散評価方法
　　（１）．微粒子沈降法（市販装置の紹介と簡易測定法）
　　　　　・自然沈降（濁度・液深圧）
　　　　　・遠心沈降
　　（２）．ゼータ電位（発生機構）とその測定法
　　　　　・水系・非水系におけるゼータ電位の発生機構
　　　　　・電気泳動法
　　（３）．粒子径の測定（間接的な手法と直接観察）
　　　　　・電子顕微鏡による直接観察と元素分析
　　　　　・比表面積の測定
　　　　　・粒子径分布測定

３．微粒子の分散・凝集理論と表面改質による分散性改善
　　（１）．DLVO理論の基礎と応用
　　（２）．吸着モデル
　　（３）．界面活性剤の吸着
　　（４）．水溶性高分子の吸着
　　（５）．カップリング剤処理
　　（６）．流体の攪拌特性と撹拌操作

４．微粒子の製造法
　　（１）．金属アルコキシドの加水分解法（ゾル−ゲル法）
　　（２）．単分散シリカ微粒子の合成
　　（３）．高分子ミクロスフェアの合成
　　（４）．粉砕法による微粒子製造（遊星ミル、ビーズミル）

５．コーティングによる高機能化への応用
　　（１）．無機物コーティング法
　　（２）．金属アルコキシド法を利用したシード粒子成長法
　　　　　a．単分散チタニアコーティングシリカ微粒子
　　　　　b．酸化物コーティング金属微粒子
　　　　　c．酸化物コーティングポリマー微粒子
　　（３）．マイクロリアクタを用いた機能性酸化物微粒子の調製
　　　　　　・ナノサイズチタン酸バリウム粒子
　　（４）．ポリマーコーティング法
　　　　　a．析出重合法
　　　　　b．高速気流衝突法（ハイブリダイザー）
　　　　　c．メカノケミカル重合法（粉砕重合法）

６．まとめと今後の課題

日本テクノセンター研修室