ショットピーニングの基礎と最適な表面改質技術への応用・事例

〜 ショットピーニングの効果と作用、処理条件選定と最適な表面改質法、最新のショットピーニング応用事例 〜

  • 疲労強度向上やバリ取りなど多用途に使用できるショットピーニング技術を修得し、製品の高長寿命化や信頼性向上に役立てるための講座
  • ショットピーニングの表面改質や処理条件の選定に関する知識を身につけて、信頼性の高い製品開発に活かそう!

講師の言葉

 ショットピーニング処理は疲労強度向上やバリ取りなど、様々な用途に使用できることから古くから実用化されている表面改質処理です。最近では、耐摩耗性や潤滑性といったトライボロジーの観点からも、ショットピーニングの効果が注目され、自動車用エンジン部材を中心として様々な用途で使用されています。
 本テーマでは、このショットピーニング処理の表面改質効果や、その処理条件の選定はどのようにすればよいのか、という現場で必要となる知識を最新の研究事例を交えながら説明したいと思います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年03月01日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料
受講対象者 ・部品メーカの若手技術者 ・表面処理メーカの若手技術者 ・材料、熱処理、表面技術、設計、品質管理等に関わっている方
予備知識 ・機械工学・材料工学に関する知識を有していれば理解が深まります
修得知識 ・最新のショットピーニング処理の表面改質効果に関する知識 ・ショットピーニング処理条件の目的に応じた条件選定に関する知識
プログラム

1.ショットピーニングの概要

2.ショットピーニングの効果
 
(1).疲労強度特性の向上
 (2).耐摩耗性・潤滑性の向上

3.ショットピーニングの作用
 
(1).硬さにおよぼす影響
 (2).残留応力におよぼす影響
 (3).表面粗さにおよぼす影響

4.ショットピーニング装置
 
(1).ショットピーニングに使用する装置
 (2).ショットピーニングに使用する投射材

5.ショットピーニング処理条件と影響因子
 
(1).粒径が表面改質効果におよぼす影響
 (2).粒子速度が表面改質効果におよぼす影響
 (3).投射材の機械的性質が表面改質効果におよぼす影響

6.最新のショットピーニング応用事例
 
(1).微粒子ピーニング処理(FPP)の自動車部材への適用事例
   a.歯車などの強化事例
   b.ピストンの潤滑性向上事例
 (2).熱処理とショットピーニングを組み合わせたハイブリッド表面改質処理

キーワード ショットピーニング 耐摩耗性 潤滑性 投射材 疲労破壊 表面改質   ハイブリッド表面改質処理   微粒子ピーニング処理 疲労強度
タグ 金属材料材料機械機械要素構造物材料力学・有限要素法
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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