金属積層造形技術と応用展開およびEBM・SLMの適用事例

〜 金属造形技術の間接手法と直接手法、DED方式、電子ビーム(EBM)方式と応用例、SLM方式と適用事例 〜

  • 金属積層技術の全体像から、代表的な方式のポイントと応用例について習得する講座!
  • 3Dプリンタを使った電子ビーム方式、SLM方式を中心に金属積層造形法を学び、用途に応じた方式の選定、試作や開発への導入に活かそう!

講師の言葉

(第1章)
 金属を中心とした、三次元積層造形技術は、樹脂の造形技術、3Dプリンティングと比較すると、生まれたばかりの技術であり、その利用、発展の可能性は未知数です。しかし、大きなポテンシャルを秘めていることは間違いなく、その現状を正しく把握することがこの技術の将来を予測することになると思います。
 金属積層造形技術の概要と新展開について解説します。また、2章、3章で扱わないDED方式の説明をします。

(第2章)
 電子ビーム 3D Printer 技術は、電子ビームにより金属粉末を選択的に溶融・凝固させ、層状に3次元構造物を形成する技術である。電子ビームにより金属粉末のPre-Heating を行うため、歪みや残留応力の無い部品の造形が可能である。従来の塑性加工では困難な形状の造形も可能で、航空宇宙、医療用インプラント産業等幅広い分野への展開が期待されている。本講演では電子ビーム 3D Printer の構成や特長を解説する。

(第3章)
 一言に金属3Dプリンタと言ってもその種類は大きく3つあり、その中でも特にレーザ方式の技術について最新の情報と技術、問題点について解説します。最先端の技術に加え、レーザ方式装置を導入した企業から直接得た、生きた最新情報も紹介致します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年01月21日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 金属積層造形技術に関心のある方  (自動車、機械、エネルギー、医療、その他)
予備知識 特に必要ございません
修得知識 ・金属三次元積層造形法の手法ごとの特徴 ・各積層造形法ごとの可能性と限界 ・現状の問題点とその克服の可能性 ・電子ビーム金属 3D Printerの特長と用途
プログラム

1. 金属積層造形の概要と新展開
  (1). 3Dプリンティングと金属三次元積層技術の概要
  (2). 金属三次元積層造形における間接手法と直接手法
  (3). PBF(SLM、EBM)方式
  (4). DED方式、複合加工方式による金属積層造形
  (5). 金属三次元積層造形装置の開発実例
  (6). 金属三次元積層造形の応用展開

2. 電子ビーム 3D Printer (EBM) と応用例
  (1). 構成等
  (2). 特長
    a. 高出力EB(3Kw)
    b. 真空中での溶解
    c. Metal Powder の予熱
    d. 高密度
  (3). 材料特性
  (4). 応用例
    a. 医療用インプラント
    b. 航空宇宙
  (5). 質疑応答

3. SLM(セレクティブ・レーザ・メルティング)方式金属積層技術と事例
  (1). SLM方式の特徴
  (2). 金属材料とその可能性
  (3). 先行する欧米における適用事例
    a. 航空宇宙
    b. F1
    c. 医療
    d. 金型
  (4). ビジネスモデルについて
  (5). 質疑応答

キーワード 3Dプリンティング 金属三次元積層技術 間接手法 直接手法 DED方式 EBM方式 SLM方式
タグ 金型機械要素設計・製図・CAD電子部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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