水処理における膜技術の基礎と膜ファウリング抑制技術および最新事例

〜 膜ろ過メカニズム、膜種類と膜分離技術、膜モジュールとファウリング抑制、膜を用いた水処理技術新規開発のヒント 〜

  • 水処理膜技術の基礎、最新の膜技術を修得して、膜ファウリング対策や水処理に活かすための講座
  • 水処理膜技術や水ビジネスの最新動向を学び、水処理のほか、膜技術を用いた新たなビジネスモデルやエネルギー回収技術に応用しよう!

講師の言葉

人口の増加や都市の再開発は水資源が偏在していることにより、世界では水不足が言われて久しい。そこで、海水や下水・排水などの非在来水源から水処理技術を用いて使える水に変換することになる。また、社会インフラとしての上下水道や産業排水処理等にも膜分離技術は無くてはならない技術になってきている。さらに、企業の事業継続性を確保するために企業の水リスクが注目されており、新しい水ビジネスも誕生しつつある。
 そこで、本セミナーでは、こうした社会背景に鑑み、膜技術を有効に活用するために、先ず膜技術の基礎を解説し、次いで膜技術を利用する上で最大の課題である膜のファウリング対応を紹介する。さらには、膜技術を利用している各水分野における市場と適用事例を紹介するとともに、水ビジネスの最新動向として、膜技術を用いた新しいビジネスモデルやエネルギー回収技術としての利用例、水に関する国際標準化の動向を紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年02月17日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 化学・環境・異物対策
受講対象者 ・膜処理関連企業の研究開発担当者、新規事業開発担当者、経営企画者、知財管理者、営業職の方 ・工場の環境管理者、排水処理担当者の方 ・膜処理に興味がある企業関係者(研究開発、新規事業開発、経営企画、管理者)の方
予備知識 ・化学と物理のベーシックな知識があれば理解が深まります
修得知識 ・水処理全般における膜処理技術の位置づけ、現状と将来の方向性 ・膜を用いた水処理技術の新規開発のヒント
プログラム

1.膜技術の基礎
 
(1).膜の種類と膜分離技術
 (2).膜ろ過の基本性能
 (3).膜ろ過のメカニズム
 (4).膜モジュールと運転方法

2.膜ファウリング対策
 
(1).膜ファウリング現象の分類
 (2).膜モジュールとファウリング抑制方法
 (3).膜ファウリング抑制技術の具体例
    a.ROのバイオファウリング
    b.MBRのファウリングと洗浄
    c.MBRのファウリング抑制技術

3.膜技術の市場と適用事例
 
(1).膜技術の変遷と発展経緯(回転平膜モジュールの開発経緯も紹介)
 (2).水道分野
 (3).下水道分野(再利用含む)
 (4).海水淡水化
 (5).産業用・排水処理

4.水処理の最新動向
 
(1).水資源の現状と在来水源・非在来水源(中東での水ビジネス)
 (2).企業の水リスクと新しい水ビジネスモデル(地下水の有効活用等)
 (3).膜技術によるエネルギー製造技術の動向(嫌気性MBRとPRO発電)
 (4).水に関する国際標準化の最新動向(上下水道サービス、水の再利用、海水淡水化、水の効率運用管理)

キーワード 膜 ろ過 膜ファウリング ファウリング抑制 水処理 ろ過脱水機 フィルター選定  ろ過膜システム 
タグ 化学化学物質検査水処理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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