摩擦摩耗の基礎と評価および損傷予防設計への応用

〜 機械要素と摩擦摩耗のメカニズム、表面計測・分析、損傷予防設計への応用 〜

  • 摩擦・摩耗の基礎知識を身につけ、機械要素の高寿命化や表面損傷防止に役立てるための講座
  • 機械要素の生命線である摩擦や摩耗に関する適切な制御技術を学び、機械トラブルや機械設計に活かそう!

講師の言葉

 適切に設計された機械要素の寿命は主に摩耗で決まることが知られています。また、摩擦によって浪費されるエネルギーは産業界全体の5%に達するとも言われています。このように、機械のトラブルに関係している摩擦や摩耗を適切に制御することが機械設計の重要なポイントとなります。しかしながら、摩擦や摩耗は運転条件によって同じ材料でもまったく異なる特性を示す難しい問題です。
 本講では、明日から業務に役立てていただける表面損傷予防設計のための基礎知識を身につけていただくことを目的に、摩擦・摩耗の基礎から応用までをわかりやすく解説します。また、それらに必要な計測・分析技術について勘所を紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年01月22日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料
受講対象者 ・機械製造メーカの技術者、設計者、研究者の方 ・摩擦や摩耗関連の問題を抱えているユーザーの方 ・摩擦・摩耗・潤滑技術に携わる技術者でトライボロジーの基礎から学びたい方
予備知識 ・特に必要としません
修得知識 ・実用的(製品)機械の摩擦摩耗に関する課題解決の手法・手順 ・機械の寿命改善やメンテナンスに役立つ知識 ・摩擦、摩耗、潤滑に関する基礎知識、さらに実際の機械の運用で起きているトライボロジー現象の理解
プログラム

1.機械要素とトライボロジー
 (1).機械要素と摩擦摩耗
 (2).産業界における摩耗問題の実態
 (3).色々な摩耗事例
 (4).摩耗の定義と分類

2.表面と接触
 (1).接触
 (2).摩耗に影響を与える表面因子

3.摩擦のメカニズム
 (1).摩擦の法則
 (2).凹凸説
 (3).凝着説
 (4).掘り起こし説

4.摩耗のメカニズム
 (1).凝着摩耗
 (2).アブレシブ摩耗
 (3).疲労摩耗
 (4).エロージョン
 (5).電食
 (6).腐食摩耗
 (7).フレッチング摩耗

5.摩擦・摩耗の評価法
 (1).摩擦・摩耗試験法
 (2).摩擦の計測法
 (3).摩耗の計測・分析法
 (4).摩耗量の表示法

6.表面計測・分析
 (1).分析法の種類と選択
 (2).形態分析
 (3).組成分析
 (4).構造・状態分析 

7.損傷予防設計
 (1).トライボマテリアル
 (2).表面改質
 (3).潤滑油・潤滑法
 (4).各種摩耗対策

キーワード 機械要素 トライボロジー 摩擦 摩耗 フレッチング摩耗 潤滑 トライボロジー 潤滑油 劣化診
タグ アクチュエータトライボロジーねじ表面処理・めっき機械機械要素軸受け
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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