モーションコントロール技術の基礎と制御設計および製品開発への応用

〜 モーションコントロールの基礎と基盤技術、触覚現象を再現するハプティクス、製品開発への応用例 〜

  • モーションコントロール技術の基礎を修得し、遠隔操作系の制御や製品開発へ応用するための講座
  • モーションコントロール技術を基礎から修得し、安定かつ高精度な応用製品を開発しよう!

講師の言葉

 ロボットや自動機械を安定かつ高精度に動作させるためには、各種センサから取得した情報をモータをはじめとするアクチュエータにフィードバックするための制御、すなわちモーションコントロールの理解が必要である。 
 本セミナーでは、制御対象のモデリングからデジタル制御系の実装、外乱を推定して高精度な制御を実現する外乱オブザーバによる制御などモーションコントロールの基幹技術について講義を行う。また、モーションコントロールを応用することで実現される、触覚現象の再現を中心とするハプティクスについて解説するとともに、触覚情報をコンピュータネットワークを介して遠隔地に伝送するテレハプティクスにおける課題と制御についても解説する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年01月26日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・モーションコントロールについての知識を学びたい技術者(ロボット、自動機械ほか) ・遠隔操作系の制御についての知見を深めたい技術者 ・ネットワークなど時間遅れを扱う制御系の設計を学びたい技術者
予備知識 ・制御工学に関する多少の知識があると理解が深まります
修得知識 ・制御対象のモデリングとデジタル制御系の実装 ・モータの外乱抑制制御系の設計技術 ・ハプティクス技術の概要と設計技術 ・時間遅れを含む制御系の設計技術
プログラム

1.モーションコントロールの基礎
 
(1).モーションコントロールとは
 (2).モータのモデリング
 (3).ラプラス変換と伝達関数
 (4).状態変数表現
 (5).位置制御の概要
 (6).力制御の概要
 (7).デジタル制御系
 (8).プログラミングによる実装

2.モーションコントロールの基盤技術
 
(1).ロバスト制御とは
 (2).外乱オブザーバの概要
 (3).ロバスト加速度制御の実現
 (4).外乱オブザーバによる反力推定

3.ハプティクス(触感フィードバック)の概要
 (1).ハプティクスとは
 (2).実世界ハプティクスの原理
 (3).実世界ハプティクスの制御系設計

4.製品開発への応用
 
(1).制御系におけるむだ時間の影響
 (2).通信遅延を有するハプティクス
 (3).遅れ時間系の制御理論
 (4).通信外乱オブザーバによる通信遅延補償
 (5).製品開発への応用例

キーワード モーションコントロール ラプラス変換 伝達関数 状態変数表現 ロバスト制御 ハプティクス  外乱オブザーバ
タグ 組み込みソフトロボット位置決め機械要素構造物電気電子機器電装品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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