最新運転支援システムと自動運転技術

〜 高度運転支援システムの最新技術、自動走行実現のための取り組みと自動運転技術、自動走行の実現と今後 〜

・自動運転技術に活かすための最新技術と取り組みを学ぶ講座

・高度運転支援システムや自動運転技術を修得し自動走行の実現に活かそう!

講師の言葉

 交通事故、交通渋滞、地球温暖化などモータリゼーションの発達による負の遺産が社会問題となっています。 これらを解決する一つの技術的方策として、ITS (Intelligent Transportation System)という技術が注目を集めています。  ITSは外界を認識し、人に働きかけ、社会インフラと連携することによってこれらの問題を解こうという技術で、すでにITS技術を用いた数々の運転支援システムが実用化されています。 また、運転支援の先にあると言われている「自動運転」についての話題が近年花盛りとなり、各国、各社が競って開発を進めています。 しかしながら自動運転には、ドライバーと機械の関係、制度面、ユーザー受容性と社会的価値、など様々な問題があります。
 ここでは、自動走行の土台となる運転支援とその延長上にある自動運転についての最新技術と様々な取り組みを紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年01月06日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・自動運転開発に今後関わる方または検討されている方、および部品産業等の開発者、研究者の方も歓迎します
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・どのような高度運転支援装置が実用化され、されつつあるか?と自動運転とはどういうものか?、何が課題かなどを包括的にご理解いただけると思います
プログラム

1.運転支援技術の背景
  (1). 持続可能なモビリティの実現
       -電動化と知能化

2.高度運転支援システムの最新技術
  (1). 運転支援とは?
     a.外界認識センサー
     b.検出対象例
  (2). 自律型運転支援技術
     a.縦方向の支援
      ・運転者の疲労を軽減する → ACC(Adaptive Cruise Control)
      ・安全な車間距離を保つ → DCA(Distance Control Assist)
      ・(衝突が避けられない場合に)被害を軽減する
       →IBA(Intelligent Brake Assist)衝突被害軽減ブレーキ
      ・衝突しないようにクルマを止める→FCA(Forward Collision

       Avoidance Assist)衝突回避ブレーキ
     b.横方向の支援
      ・車線維持を支援する → LKS/A(Lane Keeping Support/Assist)
      ・車線逸脱防止を支援する → LDW/P(Lane Departure

       Warning/Prevention)
      ・車線変更時の後側方車両を教える → BSW/I(Blind Spot

       Warning/Intervention)
     c.駐車場での支援、その他
      ・駐車時に周りの視界を確保する → AVM(Around View Monitor)
      ・駐車・発進時に周囲の障害物を教える → MOD(Moving Object

       Detection)
      ・後退時の事故を防止支援する → Back Up Collision Prevention
      ・クルマの速度抑制
      ・高速道路の逆走防止
      ・ワイヤレス充電+アドバンスド パーキング アシスト
  (3). 協調型運転支援技術
     a.路車間通信・車車間通信
      ・ITSスポットサービス
      ・交差点事故防止 DSSS
     b.クルマと道路が協調した取り組み
      ・歩車間通信
     c.渋滞緩和
      ・Green Wave
      ・クルマ連携信号制御
      ・アイドリングストップ支援システム
      ・CACC:Cooperative Adaptive Cruise Contro

3.自動運転技術
  (1). 自動走行の定義
  (2). 自動走行実現のための取り組み
     a.日本における官民の最近の取り組み
      ・AHSプロジェクト
      ・隊列走行実現に使われた技術 
      ・高速道路における自動運転の技術
      ・市街地における自動運転の技術
      ・産官学の検討状況
      ・官民ITS構想・ロードマップ
      ・SIP戦略的イノベーション創造プログラム
     b.海外での最近の取り組み

4.自動走行の実現と今後
  (1). 人間と機械の関係:ヒューマンマシンインタフェース
  (2). 制度面の問題:周波数等
  (3). 人工知能技術の導入

5.まとめ

キーワード ITS Intelligent Transportation System 運転支援システム 車線逸脱防止 歩車間通信 車線逸脱防止 自動運転 自動走行 LKS/A(Lane Keeping Support/Assist) LDW/P(Lane Departure Warning/Prevention) ACC(Adaptive Cruise Control) DCA(Distance Control Assist) IBA(Intelligent Brake Assist) BSW/I(Blind Sp
タグ 自動車・輸送機車載機器・部品電装品ITS
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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