摩擦低減・潤滑管理のための トライボロジーの基礎と潤滑剤の効果的活用

〜潤滑油・グリースの基礎と流体潤滑および適切な選定とその効果〜

・潤滑油・グリースの基本的な構成と効果を学び、機械設計や設備管理へフィードバックするための講座

・潤滑油による摩擦低減を果たし、機器の長寿命化、環境改善、省エネルギー化を実現しよう!

講師の言葉

 トライボロジーの基礎、潤滑油およびグリースの構成からスタートし、潤滑剤の作用効果と種類について解説する。これら基礎的な事項を踏まえた上で、設備用潤滑油、と自動車用潤滑油について機械設計や省燃費動向などと関連付けて解説する。
 その上で、工場での設備機械が直面する潤滑油の選定と潤滑管理について潤滑剤からみた基礎的な事項を解説する。最後に潤滑剤を用いた環境改善、省エネルギーの実例を紹介する。
 潤滑油は化学技術で構成されているが、使用される所は機械である。このため、機械有っての潤滑油である。この事から出来るだけ、機械の視点から化学(潤滑剤)を伝えていく。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年12月15日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備化学・環境・異物対策
受講対象者 ・潤滑に関わる機械設計の初級者、工場における潤滑管理者、潤滑油、グリースの開発製造の初級者 (自動車、二輪車をはじめとした輸送機器、工作機械および部品メーカの設計開発、信頼性評価に関わる方や工場・プラント等において潤滑管理に携わる方、潤滑油・グリースおよび添加剤の研究開発、技術営業の方)
予備知識 ・特にないが高校レベルの理系の知識
修得知識 ・潤滑油およびトライボロジーの基礎知識 ・潤滑油の中身を知ることにより、適油選定や潤滑管理がより的確に出来るようになる
プログラム

1.石油と潤滑油
  (1). 石油産業と潤滑油
  (2). 潤滑油の歴史

2.トライボロジーと潤滑油
  (1). トライボロジーの基礎
  (2). 潤滑油の作用効果と種類
  (3). 潤滑油の基油
  (4). 潤滑油の粘度について
  (5). 潤滑油添加剤の種類と作用

3.グリースの構成とその作用
  (1). グリースの構成
  (2). グリースの潤滑作用

4.潤滑状態と摩擦特性
  (1). 流体潤滑
  (2). 弾性流体潤滑
  (3). 混合潤滑
  (4). 境界潤滑

5.設備用潤滑油
  (1). 要求特性
  (2). 各論(タービン油 油圧油 ギヤ油 工作機械油 圧縮機油 冷凍機油)

6.自動車用潤滑油
  (1). エンジン油
  (2). 駆動系油(ギヤ油 ATF CVTF)

7.潤滑油の選定と潤滑管理
  (1). 潤滑油の劣化と使用限界
  (2). 潤滑油の選定と更油

8.潤滑による環境改善と省エネルギー 
  (1). 設備用潤滑油の節電効果
  (2). 自動車用潤滑油の燃費改善

キーワード 石油 潤滑油 トライボロジー 基油 粘度 添加剤 グリース 潤滑状態 摩擦特性 流体潤滑 弾性流体潤滑 混合潤滑 境界潤滑 タービン油 油圧油 ギヤ油 工作機械油 圧縮機油 冷凍機油 自動車用潤滑油 エンジン油 駆動系油 ギヤ油 ATF CVTF 
タグ トライボロジー機械構造物自動車・輸送機
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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