プラスチック材料における衝撃応力の基礎と解析・強度設計への応用

〜衝撃応力解析の基礎とプラスチック材料モデル、成形解析および衝撃・構造解析事例〜

金属材料の代替として構造部材への適用が拡がるプラスチック材料特有の衝撃応力を学ぶ講座

・製品設計に欠かせない高精度な構造・衝撃応力の解析技術について事例を交えて詳解!

・最新のプラスチック構造、衝撃解析のトレンドについても解説します!

講師の言葉

 近年では、プラスチック材料は様々な工業製品にて利用されており、特に自動車関連部品においては金属の代替材料として構造部材への適用が期待されています。また、構造・衝撃解析は製品設計には欠かせないツールの1つとなっており、プラスチック材料を対象とした高精度な構造・衝撃解析が期待されています。
 しかしながら、プラスチックは金属とは異なる多くの特性を有し、既存の金属を対象とした構造解析手法では十分な精度の解析結果を得ることができません。
 本講座では金属とプラスチックの材料特性の違いを明らかにし、プラスチック成形品を対象とした構造解析の基礎、プラスチック特有の現象評価するための解析手法を解説致します。また、講座の後半では強度設計のための解析果の有効活用や解析事例を交えて最新のプラスチック構造・衝撃解析のトレンドを紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年12月09日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備化学・環境・異物対策
受講対象者 ・自動車をはじめとした輸送機器、機械、電子機器の設計開発、信頼性保証などに関わる方 ・プラスチック材料の研究開発に関わる方 ・業務等にて構造解析経験があり、プラスチックの衝撃応力に関心がある方(静解析/衝撃解析等の解析種別は問わず)  
予備知識 ・材料力学の基礎知識
修得知識 ・構造解析を用いたプラスチック成形品の評価概要 ・衝撃応力解析の基礎 ・最新のプラスチック構造・衝撃解析のトレンド
プログラム

1. プラスチック成形品評価のための構造解析基礎
  (1). 構造解析の必要性
  (2). 実現象と解析を関連づけるパラメータ
  (3). 構造解析の基礎
    a. 数値解法の種類と概要
    b. 有限要素法の基礎
    c. 構造解析の結果評価

2. 衝撃応力解析の基礎
  (1). 解析手法の概要
  (2). 解析モデル作成の注意点と結果評価
  (3). 材料破断の取り扱い

3. プラスチック材料モデル
  (1). プラスチックと金属材料の違い
  (2). 解析における材料特性の取り扱い
  (3). 特長的なプラスチック材料とその材料モデル

4. 強度設計のための解析結果の有効活用
  (1). 解析結果指標の考え方
  (2). 強度設計のための結果評価
  (3). 構造解析活用の利点/欠点

5. プラスチックの成形解析および衝撃・構造解析事例
  (1). 成形解析事例
    a. 射出成形解析
    b. RTM成形
  (2). 衝撃・構造解析事例
    a. 材料特性予測 
    b. 射出成形工程を考慮した衝撃・構造解析
    c. 積層構造を考慮した衝撃解析

キーワード プラスチック 構造解析 数値解法 有限要素法 衝撃応力解析 解析モデル 材料破断 衝撃応力 強度設計 材料特性予測 積層構造
タグ プラスチック強度設計構造物材料力学・有限要素法自動車・輸送機
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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