ねじ締結におけるゆるみ防止技術と疲労破壊の発生メカニズムおよび対策

〜ねじの力学、ゆるみ防止と疲労の基礎および破壊防止設計法〜

疲労によるねじ締結体の破損を防ぐべく、強度の観点からねじ設計を学べる講座

・ねじ部の強度を保ち、機械構造物の高信頼設計を実現するための特別講座!

講師の言葉

 機械構造物は、最弱部から破損します。したがって、如何に高強度の材料を用いても、ねじ部の強度が低ければ、意味がありません。
 本講座では、ねじ締結体の疲労設計の考え方を理解して頂くために、ねじの力学、締付け法、ゆるみについて解説し、一般的な疲労に関する基礎から、ねじ締結体の設計法までを説明します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年11月18日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 自動車をはじめとした輸送機器、機械、構造物、電子機器などにおいて、ねじに関わる設計開発、品質保証、保守保全関連の方
予備知識 ・材料力学に関する基礎的な知識
修得知識 ・ねじの疲労破壊がどのようにして起こるのかが理解できる ・強度の観点から、ねじ締結体の設計に関する知識が得られる ※当日は講師の著書「トラブルを未然に防ぐねじ設計法と保全対策」をお配り致します
プログラム

1. ねじ締結体とねじ部品の機械的性質

2. ねじの力学

3. ねじの締付け法

4. ねじのゆるみ1(戻り回転を伴わないゆるみ)
  (1). 戻り回転を伴わないゆるみとは?
  (2). 初期ゆるみ
  (3). 限界面圧

5. ねじのゆるみ2(戻り回転を伴うゆるみ)
  (1). 戻り回転を伴うゆるみとは?
  (2). ゆるみ発生のメカニズム
  (3). ゆるみ防止法

6. 疲労の基礎
  (1). 疲労とは
  (2). 疲労強度とS-N線図
  (3). 試験片の疲労強度から実際の部品へ

7. ねじ締結体の軸方向疲労
  (1). ねじ部品単体の疲労強度
  (2). ねじ締結体の軸方向疲労

8. ねじ締結体の軸直角方向疲労
  (1). ねじ締結体の軸直角方向疲労
  (2). 軸直角方向疲労破壊の発生メカニズム
  (3). 軸直角方向振動を受けるねじ締結体疲労破壊の防止と設計法

キーワード ねじ 締付け ゆるみ 戻り回転 初期ゆるみ 限界面圧 疲労強度 S-N線図 軸方向疲労 軸直角方向 疲労破壊
タグ ねじ機械要素強度設計設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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