回転機械における振動の基礎と解析・診断事例 および故障・トラブル防止への応用 〜デモ付〜

〜機械振動の基礎とセンサによる状態監視技術およびトラブル防止へ活かす振動解析と実演〜

回転機械のトラブルを未然に防ぐ振動解析の具体的手法について、実演を交えて解説する講座

回転機械における振動解析・診断技術をマスターし、機械の故障・トラブルの未然防止、設計時のフィードバックへ活かそう!

講師の言葉

 振動計測を中心とした回転機械の状態監視システムに関して、センサから監視装置(モニタ)、さらに解析診断システムまで、全体像と個々の構成要素の詳細まで分かりやすく説明します。
 また、機械の状態監視と診断に関連する規格の説明、ならびに振動解析と診断の基礎から具体的な各種解析グラフの意味と見方、さらに診断事例まで解説します。
 これらの知識を習得していただいた上で、滑り軸受ロータキット(モデルロータ)と振動解析装置を使った振動解析の実演を見ていただくことで、振動解析に対して具体的なイメージを体現することができ、より深く理解していただくことができます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年11月02日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・回転機械の振動計測と振動解析について基礎から全般的に学びたい方 ・機械の状態監視システムに関して、各構成要素からシステム全体まで基礎から学びたい方 ・回転機械の運転監視および保守メンテナンスに携わっている方 (タービン、ボイラ、過給機、ポンプ、水車等回転機械の設計開発、運転管理、保全等に関わっている方、振動対策に関わる方)
予備知識 ・特別な予備知識は必要ないが、機械の状態監視や診断に多少でも関わっていると理解しやすい
修得知識 ・回転機械状態監視システムおよび振動解析診断システムに関する基本的な知識 ・回転機械における振動解析の具体的な手法と解析データを基にした診断知識 ・振動診断を学ぶことで、回転機械の設計開発時における振動対策の一助となる
プログラム

1. 回転機械状態監視システムの概要
  (1). 大型高速回転機械と小型汎用回転機械
  (2). 回転機械の状態監視とAPI規格
  (3). タービン監視計器(TSI)の概要
  (4). 振動解析・診断システムの概要

2. 機械振動の基礎
  (1). 単振動
  (2). 振動の「変位」「速度」「加速度」の関係
  (3). 強制振動と自励振動

3. 振動計測用センサ
  (1). 振動計測用センサの種類
  (2). 主要なセンサの原理と特徴、取扱いと注意点

4. 状態監視モニタ
  (1). 状態監視モニタの種類
  (2). 主要な状態監視モニタの働き

5. 機械の状態監視と診断に関連する規格
  (1). ISO/TC108「振動と衝撃」テクニカルコミッティの概要
  (2). ISO 10816規格 「非回転部分における機械振動の測定と評価」
  (3). ISO 7919規格 「非往復動機械の機械振動 − 回転軸における測定及び評価基準」
  (4). API 670規格 「機械保護システム」
  (5). ISO規格による機械状態監視診断技術者認証制度

6. 故障・トラブル防止のための振動解析と診断
  (1). 代表的な振動解析法
  (2). 解析グラフの種類と見方
  (3). 振動診断事例の紹介
  (4). 振動解析に関わる信号処理

7. 滑り軸受ロータキットと振動解析装置を使った振動解析実演
  (1). オイルホワール振動
  (2). ロータ構成部品の飛散
  (3). 不釣り合い振動とバランシング
  (4). ミスアライメント振動

キーワード
タグ 信頼性試験・故障解析プラント機械機械要素振動・騒音設備
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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