におい(香り)の計測手法と商品開発への応用

〜嗅覚・においセンサの仕組みと最新提示技術、成分分析・官能評価の進め方〜

におい(香り)について、複数の講師陣が嗅覚の仕組みから分析法、商品開発例まで解説する講座

・分析装置の活用や官能評価を効果的・効率的に進め、消費者の好みに合った香りの商品を開発するための特別講座!

講師の言葉

第1部
 
 嗅覚は我々にとって重要な感覚ですが、まだ嗅覚に関するセンサや嗅覚刺激を与えるデバイスは世の中に浸透するに至っていません。しかし、これらの人工システムが確立されると世の中に大きな影響を与えます。
 本講習では、これらの人工嗅覚システムの基礎知識と現状を解説し、その将来の方向性を考えます。

第2部

 匂いはちょっとした成分のバランス違いで、別物と感じてしまうほど微妙なものです。最近の分析装置は感度の向上だけでなく、手法の多様性も目を見張るものがありますが、人間の鼻の感度から見ればまだまだです。
 ただ、分析装置の特徴をつかみ、探索の方向を見誤らなければ結果はついてきますので、臆さずトライしてみましょう。

第3部

 官能評価は、人が行う評価手法として多くの現場で利用され、試験目的により訓練された評価者や専門家が行う「分析型」と、消費者やターゲットユーザーが行う「嗜好型」とに分けられます。においの官能評価、とくに分析型の評価において、においの質や強度を測る場合、言葉の定義やその概念を評価者内で共有することが重要となります。においの知覚感度やその表現の仕方には個人の差が大きく、この点がにおいの官能評価を難しいものとしているのではないでしょうか。
 ここでは官能評価の概要と、商品開発へ向けた評価用語開発、分析と連携した官能評価、さらに評価者トレーニング等について、事例を交えながらご紹介致します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年10月13日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 化学・環境・異物対策
受講対象者 ・匂い(香り)に関わる電子・情報機器の研究開発に関わるエンジニアの方 ・化粧品、洗剤、薬品、食品・飲料関連の研究開発者・商品企画・マーケティング部門の方 ・匂い(香り)をセールスポイントにした商品開発に関わる方 ・匂い分析でお困りの方  
予備知識 ・電子回路、多変量解析、生物学の知識があることが望ましいができるだけ解説します ・業務で分析に携わっていると理解が深まります
修得知識 ・匂いセンサ、嗅覚ディスプレイの仕組みと現状の応用例 ・匂い分析の特徴をつかみ、分析して結果が出るか否かの判断がつかめます ・官能評価の概要と商品開発におけるにおいの評価方法、評価用語開発
プログラム

第1部 においの計測と提示手法

1. 嗅覚の仕組み

2. 香りの計測手法
  (1). 官能検査
  (2). 脳波、近赤外分光
  (3). 分析機器

3. 匂いセンサ
  (1). 匂いセンサの仕組み
  (2). センサデバイスの種類
  (3). 多次元データ解析
  (4). ロバスト匂いセンシング
  (5). 嗅覚受容体を用いた匂いセンサ

4. 嗅覚ディスプレイ
  (1). 多成分調合の方法
  (2). 電磁弁高速開閉方式を用いた嗅覚ディスプレイ
  (3). 弾性表面波デバイスを用いた嗅覚ディスプレイ
  (3). 要素臭の探索

5. 香りを用いたコンテンツ
  (1). 香る映画
  (2). 香るゲーム
  (3). 遠隔匂い再現システム

6.今後の展望

第2部 匂い成分分析の現状と今後の展開

1. 匂い分析の現状
  (1). 匂い分析の基礎
      a. 匂いとは
      b. 匂い成分のいろいろ 
      c. 匂い分析の難しさ
  (2). 匂い分析の手法とアプリケーション例
      a. 匂い分析へのアプローチ
      b. 静的ヘッドスペースか動的ヘッドスペースか
      c. スニッフィングとは
      d. 目的成分を分離するには

2. 匂い分析と今後の展開
  (1). 解析データの視覚化
      a. クロマトグラムの比較
      b. デコンボリューションとは
      c. 多変量解析にかける
  (2). 匂いと味をトータルで考える
      a. 匂い成分も代謝物
      b. 余計な匂いをなくせば風味アップ

第3部 においの官能評価と商品開発への応用

1.香料とは
  (1). においと香料 −いちご味?コーヒー味?
  (2). 香料の用途と分類
  (3). 香料の使用目的

2.においを知る技術−官能評価
  (1). 官能評価
      a. 官能評価は「脳との連携」
      b. 2つの官能評価 分析型と嗜好型
  (2). パネル
      a. パネルの選抜
      b. 分析型パネルの訓練 −あなたが分析機器となる
  (3). 評価用語の開発 −ヒトが感じるにおいの質と強度を理解する
      a. においの表現 
      b. 評価尺度の構成 
  (4). 機器分析と官能評価
      a. 機器分析と官能評価
      b. 分析機器を利用した官能評価 AromatchR −香りの相互作用へ着目
  (5). 評価手法と統計解析 

3. 商品開発における官能評価の役割
  (1). 分析型パネルによる官能評価
      a. AromatchRによる特徴香気の探索 
      b. 紅茶の評価用語開発 
  (2). 嗜好型パネルによる官能評価
      a. 開発者と消費者による官能評価 バニラアイスクリーム

キーワード におい 匂い 嗅覚 香り 官能検査 脳波 近赤外分光 分析機器 センサデバイス ロバスト匂いセンシング 嗅覚受容体 匂いセンサ 嗅覚ディスプレイ 多成分調合 匂い成分分析 ヘッドスペース スニッフィング クロマトグラム デコンボリューション  香料 官能評価 分析型 嗜好型 パネル 評価尺度 機器分析
タグ 食品化学化学工学商品開発化学物質ディスプレイ
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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