機械構造用部材の高機能化と加工法および耐摩耗性・耐食性向上への応用

〜鉄鋼材料の結晶構造・機構・制御、加工法による高機能化、表面同時処理による耐食・耐摩耗性の向上策〜

  • 金属材料の表面処理技術を修得し、高機能な製品づくりに活かすための講座
  • 金属材料の特性・制御・加工法を身につけ、耐食・耐摩耗に優れた製品づくりに応用しよう!

講師の言葉

 鉄鋼材料は各種用途に利用され、その適用箇所は広範囲にわたり、金属組織制御により機械的・化学的特性を変化させることができる。本講では、化学成分および熱処理による組織制御技術およびその機構について説明し、合金設計や製造工程設計の考え方および加工・使用時の問題点と解決法について述べる。また近年、様々な場面で用いられる部材・部品には、軽薄短小化に伴って、これまで以上に表面特性の向上が求められるようになった。そこで後半では、炭素鋼へのチタン箔の拡散接合と表面窒化同時処理技術および、ほう化と窒化の組み合わせ処理技術について紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年11月30日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料
受講対象者 ・機械構造用部品の技術開発や研究開発に携わる方 ・鉄鋼材料の機械的・化学的特性の制御および加工法に関して基礎から学びたい方、最新情報を収集されたい方
予備知識 ・特に必要としません
修得知識 ・鉄鋼材料の機械的・化学的特性の制御および加工法に関しての利用の仕方や応用事例 ・最近の技術トレンド、産業化にあたっての課題
プログラム

1.機械構造用部材(鉄鋼)について
 (1).各種試験方法
 (2).結晶構造と合金の形態
 (3).平衡状態図の読み方・考え方
 (4).格子欠陥と塑性変形
 (5).回復と再結晶
 (6).強靭化機構
 (7).熱処理による組織制御
 (8).添加元素による組織制御

2.高機能化のための加工法
 (1).鋳造
 (2).切削
 (3).研削
 (4).精密加工
 (5).特殊加工
 (6).溶接
 (7).塑性加工
 (8).粉末冶金

3.耐食・耐摩耗性向上への応用
 (1).鋼とチタン箔の拡散接合と表面窒化同時処理
 (2).ほう化と窒化の組み合わせ処理

キーワード 機械構造用部材 鉄鋼 鋳造 切削 研削 精密加工 特殊加工 溶接 塑性加工 粉末冶金 表面窒化同時処理
タグ 異種金属金属加工材料破面解析機械機械要素強度設計構造物
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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