プレス成形金型の基礎と変形・成形精度低下対策とその事例 〜1人1台PC実習付〜

〜プレス加工成形不良、金型・加工機の弾性変形、成形精度低下の対策〜

  • 産学連携での取り組み事例やExcelによる実習を通して精度低下対策に活かす講座!
  • プレス成形時の金型や成形機の変形を考慮した型合わせを行い、手戻りや成形不良を防止しよう!

    PCは弊社にて用意いたします

講師の言葉

 近年サーボプレスの活用などでプレス成形の加工精度が向上してきている。このとき、精密な位置制御により金型の弾性的な変形を見込んでプレス成形を行ったり、シミュレーションによって金型の変形や成形機の変形を推定していることがある。しかしながら、金型の変形はプレス機械を含めたアセンブリの結果であり、いまだ実用化された解析レベルのものは少なく、ソフトウエアも高価であり、ユーザーのハードルも高い。
 本講座では、これからプレス加工の習得を目指す若手技術者に向けて、プレス成形時の金型と成形機の変形を考慮して、変形の挙動や計測する方法を説明する。また、実際の成形機では機差が生じたり、個体差があるため、どのように対策を練ったか、産学連携によって実施した事例を用いて紹介する。最後に、コンピュータを用いて、たわみ曲線を近似計算で求めたり、平板のたわみを計算したりする方法を学ぶ。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年12月09日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・現場の技術者(設計、開発、生産など)、企業研究者の方 ・自動車、機械、電気機器、生産設備などに携わる企業の方
予備知識 高専もしくは大学工学部の機械系学科卒業レベルの知識がある方(材料力学の基礎とする力学の予備知識が必要)
修得知識 材料力学や素形材加工の基本原理を理解して、測定する方法を知り、成形不良に対して有効な対応が取れるようになる知識の習得を目的とする。
プログラム

1. プレス成形の基礎と成形不良
  (1). 金型の構造
  (2). 成形機の構造
  (3). 成形時の不良

2.自動車関連の金型産業における変形計測結果
 ※事例を挙げて解説致します
  (1). プレス成形機の弾性変形
  (2). プレス成形金型の弾性変形

3. プレス金型の成形精度低下対策
 ※産学連携で取り組んだ事例を挙げて解説致します
  (1). プレス成形台の剛性向上(Tブロック法)
  (2). 金型の剛性向上(リブ補強法)
  (3). 多点高さ調整法(型台法)
  (4). 金型底面調整法(シム法)

4.変形計測方法
 ※事例を挙げて解説致します
  (1). 静的たわみ計測法(渦電流変位計、ひずみゲージ法)
  (2). 動的たわみ計測法(加速度計)

5. たわみ計算法(Excel実習)
 ※事例を挙げて解説致します
  (1). はりのたわみ計測によるひずみゲージ測定結果の活用法
  (2). 平面のたわみ計算によるたわみ分布結果の活用
  (3). 衝撃たわみの計算

キーワード プレス成形 成形不良 弾性変形 Tブロック法 リブ補強 多点高さ 底面調整 たわみ計測 ひずみゲージ法 はりのたわみ 平面のたわみ 衝撃たわみ
タグ プレス
受講料 一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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