吸着技術の基礎とその応用およびコスト低減策 〜個別相談付〜

〜吸着量の測定と吸着平衡、用途に合った吸着材の選定と効率的な再生・コスト低減策〜

・吸着の原理から吸着操作の取り扱いまで学び、製品開発や化学操作に応用するための講座

吸着技術における体系的な知識を修得し、水質・大気浄化や化学プロセスに効果的に活用しよう!

講師の言葉

 吸着分離は、排ガス中の希薄な溶剤蒸気、有害成分の回収・除去、炭化水素の分離、脱湿、大気浄化、諸工業における液相精製、排水処理、浄水処理など多方面で用いられてきた。吸着技術の基礎として、吸着の原理、吸着相互作用、吸着平衡、吸着速度と拡散の考え方、回分吸着操作と固定層吸着操作の取り扱いを解説し、吸着平衡と吸着速度のどちらが重要なのかを提示する。
 次に、吸着材の性質・構造と吸着特性の関係を説明し、用途に合った吸着材の選定法を紹介する。また、吸着の利用技術として、水質浄化と大気浄化に分類して講述する。
 吸着プロセスでは吸着材の再生が不可欠である。代表的な吸着材の再生法を紹介し、コスト低減策を述べる。講演の最後には吸着操作のトラブルシューティングに関する質問を受け付ける。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年08月04日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料化学・環境・異物対策
受講対象者 ・機械、自動車、電子部品、半導体、医薬品、食品、化粧品、化学、触媒、繊維、建設、薄膜、印刷など関連企業の方
予備知識 ・予備知識は特に必要ありません
修得知識 ・吸着技術の基礎 ・吸着特性の評価と吸着材選定 ・吸着操作のポイント ・吸着技術の応用 ・吸着材の効果的な再生技術
プログラム

1.吸着技術の基礎
  (1).吸着の原理と相互作用
  (2).吸着平衡
     a.吸着量の測定と吸着平衡
     b.吸着等温線の分類
     c.吸着平衡データ解析の考え方
     d.吸着熱と吸着平衡の温度変化
  (3).吸着速度
     a.多孔性固体における物質移動
     b.境膜での拡散と粒子内拡散
     c.線形推進力近似
     d.回分吸着操作
  (4).破過特性
     a.破過曲線とは
     b.固定層における吸着速度論
     c.近似計算
     d.破過時間と破過曲線の計算
  (5).吸着平衡と吸着速度のどちらが重要なのか

2.用途に合った吸着材の選定
  (1).吸着材の性質と分類
  (2).吸着材の物性
  (3).吸着特性の指標と支配因子
  (4).表面特性と細孔特性を考慮した選定

3.吸着の応用
  (1).水質浄化への応用
     a.吸着材の必要条件
     b.浄水処理
     c.排水処理
  (2).大気浄化への応用
     a.排ガス処理
     b.溶剤回収
     c.悪臭除去

4.吸着材の効率的な再生とコスト低減策
  (1).吸着材の脱着・再生法の特徴とその比較
  (2).コスト低減策

5.吸着操作のトラブルシューティング

※トラブルに関する質問を受け付けます

キーワード 吸着 破過特性 吸着平衡 吸着材 水質浄化 排水処理 溶剤 脱着
タグ 食品創薬・医薬品結晶化学工学化学物質吸着空調化粧品触媒洗浄プラント水処理薄膜設備熱交機器・熱電変換
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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