• 2015年09月11日(金) 10:30 ～ 17:30

１． はじめに
　　(1). 気体の絶縁破壊理論は固体を考える時にも大切
　　(2). 液体・固体中への電荷の供給
　　(3). 電気機器で界面の弱点を嫌う理由

２． 高分子絶縁材料の短時間破壊のメカニズム
　　(1). 高分子の絶縁破壊
　　(2). 電子的破壊
　　(3). 熱破壊
　　(4). 機械的破壊

３． 高分子材料の誘電特性
　　(1). 誘電率及び誘電損率の周波数特性
　　(2). 電子分極と原子分極
　　(3). 配向分極
　　(4). 緩和時間の分布
　　(5). 高分子の分子構造と誘電特性
　　(6). 複合体の誘電特性

４． 高分子電気絶縁材料におけるフィラーの効果
　　(1). 電気特性における効果
　　　　a. 耐トリーイング性
　　　　b. 耐トラッキング性
　　　　c. 難燃性
　　　　d. 誘電率
　　(2). 熱的特性における効果
　　　　a. 熱伝導率
　　　　b. 熱膨張率
　　(3). 機械的特性における効果
　　　　a. クリープ特性
　　　　b. 耐クラック性

５． 高分子絶縁材料の長時間破壊とフィラーの効果
　　(1). 高分子材料の劣化現象
　　(2). 部分放電
　　(3). トリー
　　(4). フィラーの効果
　　(5). フィラー／高分子界面の影響