〜 スラリーの基礎、非水系・水系スラリーの分散安定化・制御技術および事例、スラリーの乳化作用、トラブル克服のポイント 〜
- 各種スラリーを最適調整するためのポイント、ノウハウを、エキスパートが解説するセミナー！
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スラリーの基礎と分散制御・安定化技術およびトラブル解決のポイント
講師の言葉
スラリーとは高い濃度の固体粒子が液中に分散した状態あるいはそのものを指すことが多い（スラリーはコロイド化学での分散コロイドの一つであるサスペンションと同じであるが、工業的に広く用いられている用語である）。この講義では、スラリーの基礎から応用・実践までについて、幾つかの事例を挙げながら平易に解説する。特に、水系あるいは非水系分散媒中におけるスラリーの分散安定化・制御技術、スラリーの状態の違いによるレオロジー特性、レオロジー挙動と散乱実験とを組み合わせて考察することの重要性、並びにスラリーによる乳化作用などに着目して、スラリーの特異的性質を明らかにする。
講師： 三重大学 工学部 名誉教授・招聘教授 工学博士 川口 正美 氏
おもな研究テーマ：
サスペンションゲル及びエマルションの分散安定性とそのレオロジー、単分子膜及び単粒子膜の表面面積弾性率測定、泡のダイナミクス
セミナー詳細
| 開催日時 |
|
|---|---|
| 開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
| カテゴリー | 電気・機械・メカトロ・設備、加工・接着接合・材料、化学・環境・異物対策 |
| 受講対象者 | ・スラリーを利用したものづくりに関わる分野の技術者・研究者 ・これからスラリーに関わる仕事を始めようと考えておられる方 ・スラリーで問題を抱えておられる方 など |
| 予備知識 | ・化学に対する基礎知識があると理解が深まる |
| 修得知識 | ・スラリーの基礎、スラリーの調製・評価方法、水系あるいは非水系分散媒中のスラリーの分散安定化・制御技術、高分子分散剤の添加によるスラリーの分散安定化の制御、スラリーの乳化作用、並びにスラリー調製時におけるトラブル克服の知識が修得できる。 |
| プログラム |
１． スラリーの基礎
(1). スラリーは分散コロイドの1つ
(2). 固体粒子の調製法
(3). スラリーの調製法
(4). スラリーの評価法
a．分散・凝集の基礎理論
b．ぬれ性
c．相図の作成
d．散乱法による評価
e．電気泳動法による評価
f．レオロジーによる評価
(5). スラリーの分散安定化・制御技術
a．物理的な表面改質
・ｐHの制御
・高分子分散剤の添加
b．化学的な表面改質
・シラノール基を利用した低分子あるいは高分子による化学吸着
２．スラリーの分散安定化・制御技術の事例
(1). シリカスラリー
a．水に分散したスラリー
b．非水系分散媒中のスラリー
・表面改質していないシリカ（シリカの種類、シリカ濃度、
・分子量の異なるシリコーンオイルで表面改質したシリカ
・低分子の化学吸着で表面改質したシリカ
c．イオン性界面活性剤の添加
d．水溶性高分子分散剤の添加
・表面改質していないシリカ
・低分子の化学吸着で表面改質したシリカ
e．非水溶性高分子分散剤の添加
(2). カーボンブラックスラリー
a．水溶性高分子分散剤の添加
３．スラリーの乳化作用
(1). Pickeringエマルション
(2). 凝集構造の異なるスラリーによる乳化作用
(3). 高分子の吸着したシリカスラリーによる乳化作用 |
| キーワード | スラリー 分散コロイド 分散剤 非水系スラリー 水系スラリー シリカ カーボンブラック エマルション 乳化 |
| タグ | ゲル・スラリー、界面活性剤、攪拌・濾過・蒸留、吸着、化粧品、研磨、材料、分散、粉体・微粒子、リチウムイオン電池、電池 |
| 受講料 |
一般 (1名)：49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名)：44,000円(税込) |
| 会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿２－７－１ 新宿第一生命ビルディング（２２階）- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
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