スケールアップの基礎と留意点および適用事例〜1人1台PC実習付〜

〜スケールアップの進め方、相似則を用いた考え方、スケールアップ事例、Excel演習〜

  • 演習や事例を通して、スケールアップの基礎事項から分かりやすく解説する講座!
  • スケールアップの要点を学び、設備・装置の開発・変更、製品の開発などに活かし、トラブルを防止しよう!

講師の言葉

 一般的な装置、設備、プラントの設計手順は、ビーカーテスト/ラボテストやベンチテストを行うことで反応系を確かめ、次にパイロットテストのような中規模段階において実用のためのデータをとり、以上のデータを用いて最終的な開発や建設を行う。
 スケールアップの過程にて、小規模では見えなかった現象が無視できなくなり、ビーカーテスト/ラボテストには必要なかったことが必要となる。このような変更に正しく対処できないとトラブルの原因となってしまう。
 本セミナーでは、相似則を用いたスケールアップの基本的な考え方について述べた後、幾何学的相似則が適用できない非相似形スケールアップ法を紹介する。いくつかの例に関してはExcelを用いたスケールアップ手法について、実習を通して説明を行う予定である。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年10月27日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 化学・環境・異物対策
受講対象者 スケールアップについて広く概要を学びたい方。  (機械、装置、設備、プラント、化学プロセスなど)
予備知識 理学部、工学部を卒業されている方であれば、特別な専門知識は不要。化学が専門でなくても可。化学工学の知識があると望ましい。
修得知識 スケールアップの一般的な考え方 スケールアップに伴う不具合の事例
プログラム

1. スケールアップの基礎と進め方
  (1). スケールアップとは
  (2). 一般的な設計手順
    a. ビーカーテスト/ラボテスト
    b. ベンチテスト
    c. パイロットテスト
  (3). スケールアップの留意点・失敗例
    a. 発酵装置のスケールアップの例
    b. 設備変更に伴うトラブル
  (4). スケールアップの考え方
    a. 幾何学的相似性
    b. 流体力学的相似性
    c. 熱的相似性
    d. 化学的相似性

2. スケールアップの事例紹介
  (1). ロータリードライヤーのスケールアップ
    a. 伝熱面積基準のスケールアップ
    b. 伝熱容積基準のスケールアップ
    c. スケールアップの実例
  (2). 塗工製品乾燥装置のスケールアップ
    a. シミュレーションモデルを用いたスケールアップ
  (3). 撹拌装置のスケールアップ
    a. CFDを用いたスケールアップ
  (4). バブリング流動層リアクターのスケールアップ
    a. 鉄鋼生産プロセス
    b. 医薬品製造

キーワード スケールアップ ビーカーテスト ラボテスト ベンチテスト 発酵装置 設備変更 相似性 ロータリードライヤー 塗工乾燥 撹拌
タグ 化学工学攪拌・濾過・蒸留プラント水処理
受講料 一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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