低温・低加圧固相接合技術とその応用事例

〜拡散接合の原理・異種金属間の接合における留意点、金属塩生成接合法等の最新技術〜

・高温・高加圧を必要としないため材料や形状の利用範囲が拡がった接合の新技術を学び応用するための講座

・表面改質法や液相拡散接合法を用いた低温・低加圧固相接合技術を先取りし、製品開発に応用しよう!

講師の言葉

工業製品の組立て・加工において、金属材料どうしを接合する技術は、産業の発展と開発の基盤技術として重要な役割を果たしてきた。中でも接合技術は、重厚長大型の製品に加えて、電子部品の組み立てや実装など、軽薄短小型製品まで適用範囲が拡大している。
 しかしながら、圧接法や溶接法等の高温・高加圧を必要とする従来の接合技術は、部材に与えるダメージを考えると適用できる材料や形状は非常に限られたものになる。
 講義では、表面改質法や新しい液相拡散接合法を用いた低温・低加圧固相接合技術について説明する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年07月15日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料
受講対象者 ・機械構造用部品の技術開発や研究開発にあたり、低温・低変形量で精密な固相接合技術に関して基礎から学びたい方、最新情報を収集されたい方 ・金属、機械、輸送機、部品加工ほか関連企業の方
予備知識 ・予備知識がなくても理解できるように参考資料等も配布、紹介します
修得知識 ・低温・低加圧固相接合技術に関して、利用の仕方や応用事例、最近の技術トレンド、産業化にあたっての課題までの知識を習得できる
プログラム

1.接合技術の中の固相接合の位置付け

2.拡散接合の原理
  (1). 接合機構の分類
  (2). 固相拡散接合
  (3). 液相拡散接合
    a.Sn/In/Cu、Sn/In/Ni、Al/Zn/Al

3.拡散接合の設備構成
  (1). 接合雰囲気の選定
  (2). 接合装置

4.異種金属間の接合における留意点

5.接合後の継手性能評価
  (1). 破面観察
  (2). 接合界面微細構造解析
  (3). 各種強度試験
  (4). 表面化学分析

6.応用事例と最新の技術動向
  (1). 金属塩生成接合法
    a.Sn/Sn、Cu/Cu、Sn/Cu、Sn/Ni、Al/SUS
  (2). 金属塩皮膜付与シート材による接合
  (3). 電気アシスト接合法
    a.Al/Cu、Al/Al

キーワード 固相接合 拡散接合 異種金属間接合 金属塩生成接合法 電気アシスト接合法
タグ 異種金属金属金属加工機械溶接・接合電子部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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