〜粘着の動力学、レオロジー特性と粘着剤・剥離剤の基礎、粘着物性の評価と分析技術〜
- 粘着・剥離を学ぶ際に核となるレオロジーの観点から習得できる講座!
- 粘着の動力学から粘着物性の評価や解析手法を学び、粘着性を求められる部品・商品の開発や機能性向上に活かそう!
〜粘着の動力学、レオロジー特性と粘着剤・剥離剤の基礎、粘着物性の評価と分析技術〜
(第1部)
粘着剤は、一般に粘性が非常に大きな流体あるいは柔らかい固体として分類され、力をかけると大きく変形するという特徴があります。また、粘着剤が機能するためには固体に接着する必要があります。したがって、粘着を理解するためには、濡れ性に関する界面化学と物質の変形性に関するレオロジーが重要となります。
本セミナーでは、高分子を粘着剤のモデルとして、粘着の動力学をレオロジー物性と関連づけて理解するための基礎について説明します。
(第2部)
粘着製品は“貼る”だけの機能ではなく「貼って剥がす」「貼って硬化させる(固める)」等、特殊な機能を有する製品が開発されています。この機能はポリアクリル酸エステルを主成分とする設計が多く、本講演ではこのアクリル系粘着剤の基本設計と特殊な粘着剤について紹介します。また、粘着剤の架橋反応および、ラマン分光、核磁気共鳴装置(NMR)、透過型電子顕微鏡(TEM)等、各分析機器を用いて解析したデータを紹介します。
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カテゴリー | 化学・環境・異物対策 |
受講対象者 | ・粘着や粘着剤を専門にする技術者に限らず、塗料、印刷、医薬、食品、化粧品、電子材料、生物工学など、粘着性が重要な因子となる材料やプロセスにかかわる業種が対象となります。 ・製品、部品メーカーの研究、開発担当者、粘着材・剥離材にご関心のある方 ・光学部品、フィルム、電池、情報機器、筐体、パネル、住宅・建材、看板、ラベル、医療用品、雑貨類に携わる方 |
予備知識 | ・理系高卒程度の知識があれば特別の予備知識は必要ありません。粘着で困ったという経験があればいっそう理解できると思います。 |
修得知識 | ・粘着を濡れ、接着、変形、剥離、破棄の素過程に分割して把握するとともに、それらの挙動を材料の物性と関連づけて理解するコツが掴めるようになります。 ・粘着剤の機能および粘着剤に対する化学知識と分析知識について |
プログラム |
第1部
1. 粘着の動力学
2. レオロジーの基礎
3. 高分子液体とゲルのレオロジー
4. 伸長流動破壊の実用測定と技術的応用
第2部
1. 粘着剤・剥離剤の基礎知識
2. 粘着物性の評価
3. 粘着剤の分析技術
4. 特殊粘着剤の紹介と設計 |
キーワード | 粘着 レオロジー せん断流動 伸長流動 粘弾性モデル タック測定 粘着剤 剥離剤 |
タグ | 化学、レオロジー、樹脂・フィルム、薄膜、光学 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込) |
会場 |
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