分離技術の基礎と膜分離の応用・例および最新技術

〜分離の基礎、膜分離技術の適用、水素精製・燃料電池・触媒回収など膜分離の応用、ガス分離膜とMOFの可能性〜

  • 発展可能性が期待される膜分離技術を学び、製品開発や水処理に応用するための講座
  • 最新の分離技術や膜分離技術を修得して、新規用途開発に効果的に役立てよう!

講師の言葉

 膜を使った分離技術は、清酒のろ過などに代表されるように長い技術の積み重ねがあった。しかし、半導体製造用の超純水を作るためのUF膜や海水淡水化に用いられるRO膜が出現することで高度な工業用分離技術となった。その後、膜性能の向上とともに、上水や下水の処理などで大量の膜モジュールが使われるようになった。一方、家庭用の浄水器として、一般家庭に膜分離技術が浸透して身近なものとなっている。
 こうした膜は主に有機膜であるが、近年、無機膜が注目されるようになってきた。特に地球温暖化対策として膜によるCO2の分離への適用が期待されている。さらには、メタルオーガニックフレームワーク(MOF)という材料を膜として用いる研究が日本とドイツを中心に活発化している。本セミナーでは様々な有機膜とその応用例を紹介することで、膜分離技術の全体像を理解した上で、無機膜やMOFを使った最新の分離技術の将来性について考察する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年07月03日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料化学・環境・異物対策
受講対象者 ・分離膜事業を行っている企業の開発担当者 ・膜分離事業を行ってはいないが、新規事業の探索を行っている担当者 ・化学プロセス、水処理、製薬、燃料電池、水素、エネルギー、触媒、医療、燃料、その他関連企業の方
予備知識 ・特に必要としない。基礎からわかりやすく解説します
修得知識 ・膜分離技術とその応用分野の将来の発展可能性の理解(新規用途開発のヒント) ・膜分離技術をプロセスに導入するために必要な基礎知識
プログラム

1.はじめに(分離技術の基礎)
 
(1).分離技術を俯瞰する
   a.化学的な分離技術
    ・イオン交換、晶析、キレートなど
   b.物理的な分離技術
    ・沈降分離、膜分離、遠心分離など
   c.その他の分離技術(広い意味での分離技術)
    ・ガスバリア、ガス透過、浸透気化など

2.膜分離技術の全体像の整理
 
(1).膜技術の分類−材質、孔径などの特性を生かした膜技術、その製造方法と特徴−
   a.有機膜
    ・RO膜、UF膜、MF膜、電気透析膜など
   b.無機膜
    ・ゼオライト膜、炭素膜、ガラス膜など
 (2).すでに広く使われている膜分離技術の適用分野−世界をリードする日本の技術−
   a.工業分野
    ・製塩、薬液精製、バイオエタノール精製、分析など
   b.民生分野
    ・上水、下水処理(メンブレンバイオリアクター)など
   c.医療分野
    ・人工透析、人工心肺など

3.膜分離技術の応用
 
(1).広がるガス分離膜の応用分野
   a.二酸化炭素貯留(CCS)
   b.シェールガス精製
   c.水素精製
   d.燃料電池
   e.触媒回収
   f.ガソリンベーパーの回収
 (2).メタル・オーガニック・フレームワーク(MOF)の可能性
   a.二酸化炭素貯留(CCS)
   b.天然ガス自動車の燃料タンク
   c.放射性物質の分離
   d.同位体分離(トリチウム回収など)

4.膜分離技術の将来市場性
 (1).膜分離技術を適用した市場の現状
   a.水処理分野や工業分野、医療分野などにおける世界の市場規模とその推移
   b.主なプレイヤーの動向
 (2).新しい膜分離技術の可能性と将来のマーケットの予測と課題
   a.将来の市場の成長性の予測
   b.将来の可能性に向けた課題とその解決の可能性(特にコストとLCA)

キーワード 分離 イオン交換 晶析 キレート 沈降分離 膜分離 遠心分離 ガスバリア ガス透過  ゼオライト膜 炭素膜 ガラス膜 ガス分離膜
タグ 創薬・医薬品結晶ガスシール・ガスケット吸着高分子水処理薄膜回路設計
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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