製図の基礎と正しく伝わる図面の描き方 および実機設計への活かし方とそのポイント

〜製図・機械材料の基礎、実機設計において考慮すべき基本事項〜 

読みやすく、分かりやすい製図を描く技術を修得するための特別講座

・ねじ、軸受、歯車などの設計・製図を通し、講師の失敗経験も含めて、実機の設計に役立つように指導!

・「設計者の意図」について、図面を通して伝えられるスキルを修得するためのセミナー!

講師の言葉

 機械製図に関して、学生時代に学んだ設計製図の基礎から説明します。図面は設計者の意図を加工者に伝える唯一の情報伝達手段です。そこで、ものづくりに必要な図面の描き方の要点について、例を示して話します。
 そこで、ものづくりに必要な図面の描き方の要点について、例を示してお話します。実務における図面の重要性は、部品の互換性、品質、信頼性や製造コストなどと深く関わっていることです。ここでは設計の基礎知識として、材料や標準機械部品の取扱いについて要点を話し、図面との関連性を考えます(失敗の経験も含めて)。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年06月01日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・設計や開発担当の若手技術者、ならびに製造等図面に関わる技術者
予備知識 ・機械製図に関する基礎知識、材料力学の基礎知識があると理解が深まります
修得知識 ・実務において重要、見やすく相手に伝わる図面の書き方が修得できます。さらに、図面情報から設計の基礎や要点がわかります。
プログラム

1.製図の基礎
  (1). 図面の概要
    a. JISにおける製図規格の概要 
    b. 図形の表し方
  (2). 寸法記入と寸法公差
    a. 寸法記入法とその特徴
    b. 普通公差とその種類
    c. 機能上重要な寸法とそうでない寸法の見分け方
    d. はめあいの種類と多く用いられるはめあい
  (3). 表面性状(表面粗さ)と加工法による表面の特長
    a. 表面粗さの指示と図示記号
    b. 加工法による筋目と粗さ測定方向の指示
  (4). 形状の歪みを制限する幾何公差
    a. 幾何公差の種類と図示記号
    b. 重要な形体への幾何公差の適用と図示方法
  (5). 溶接記号と図示方法

2.機械材料の基礎知識
  (1). 金属材料の材料記号とその見方
  (2). 材料の特徴と主な用途

3.実機設計・製図の基礎
  (1). 部品図における具体的な寸法公差や幾何公差の図示方法
  (2). 設計温度が室温付近でない場合の寸法公差の与え方
  (3). 設計における標準品の活用
    a. ねじ製図における具体的な寸法公差や幾何公差の図示方法
    b. 転がり軸受の製図および寿命予測
    c. 歯車製図と動力伝達のための設計検討
    d. ばね製図の要点とばね設計の基本
    e. 密封装置(シール)用溝加工とシールフランジの必要厚さ

4.実機設計において考慮すべき基本事項
  (1). コストや機能を考えた材料選択
  (2). 分解・組立の要点
  (3). 設計・製図における検図の要点
  (4). 安全性・信頼性

キーワード 製図 図面 JIS 製図規格 図形 寸法記入 寸法公差 普通公差 はめあい 表面性状 表面粗さ 粗さ測定方向 形状の歪み 幾何公差 図示方法 溶接記号 機械材料 材料記号 標準品 ねじ製図 転がり軸受 寿命予測 歯車製図 動力伝達 ばね設計 密封装置 シール シールフランジ 検図 安全性 信頼性
タグ ねじ機械機械要素構造物設計・製図・CAD歯車
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日