潤滑・摩擦の基礎と効果的な摩擦低減への応用 〜個別相談付〜

〜境界潤滑の基礎、摩擦の低減と制御技術、極圧潤滑とトライボケミストリー、潤滑油・潤滑添加物の働きと選定法〜

潤滑による摩擦の低減技術を学び、製品開発で応用するための講座

数式は最小限に抑え、ビデオなどを用いながら分かりやすく解説いたします

講師の言葉

 二酸化炭素ガス排出量削減に直接関わる技術として、トライボロジー技術は欠くことのできない縁の下の力持ちとも言える基盤技術ですが、企業に入り潤滑技術に携わるようになった技術者でも、在学中にトライボロジー、あるいは潤滑の系統だった講義を受講した経験者は極めて少ないのが現状です。
 潤滑技術者の出身学科は大きく分けて機械系と化学・材料系となりますが、その両者に同時に理解してもらえるような講義を目指します。基礎を理解することによって始めて現実の問題点の克服に取り組めます。講義では、数式は最小限に抑え、ビデオも使用して、できるだけ分かりやすく実施するように心がけます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年06月30日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料化学・環境・異物対策
受講対象者 ・潤滑技術に携わる技術者でトライボロジーの基礎から学びたい方 ・機械が苦手な化学専攻の方と化学が苦手な機械専攻の方  (機械や機械要素の設計・開発・信頼性評価、保守・保全などに関わり、トライボロジー関連を学びたい、または摩擦に起因するトラブルに対策を立てたい方)
予備知識 ・特に必要ありません(高専から4年生大学卒レベルの知識を有する者が望ましいです)
修得知識 ・境界潤滑の基礎、特に摩擦低減技術への取り組みに対する基礎知識を習得できる
プログラム

1.潤滑による摩擦の低減と制御
  (1).潤滑領域の区別(流体潤滑、弾性流体潤滑、境界潤滑)
  (2).流体潤滑の限界 −流体潤滑から境界潤滑へ−
  (3).ストライベック線図と油膜パラメータ
  (4).流体潤滑作用
  (5).分子の吸着と境界潤滑

2.固体同士の摩擦と境界潤滑機構の理解
  (1).2面の接触と摩擦の経験則
  (2).マクロな接触とミクロな接触
  (3).摩擦係数は何で決まるか
  (4).異常な高摩擦はなぜ起こるのか
  (5).どうすれば摩擦は下がるのか
  (6).穏やかな条件下の潤滑と厳しい条件下の潤滑の違い
  (7).極圧潤滑とトライボケミストリー

3.潤滑油・潤滑添加剤の働き
  (1).潤滑剤とはどのような物質なのか
  (2).潤滑油に要求される重要な特性
  (3).潤滑剤の性能を決める潤滑添加剤の代表例とその作用機構

4.潤滑油の低粘度化による省エネルギー対策とそれに伴う問題点

キーワード トライボロジー 流体潤滑 境界潤滑 潤滑 摩擦 摩耗 添加剤
タグ 精密機器・情報機器トライボロジー材料機械
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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