電力システムの安定運用技術と再生可能エネルギーにおける最新技術

〜電力システムの基礎特性と再生可能エネルギーの影響、スマートグリッド技術、制度設計面の展望、海外事例〜

・電力システムおよび再生可能エネルギーの特性と最新技術を体系的に修得できる特別講座

・電力システムの安定運用制御技術の基礎から再生可能エネルギー普及拡大における問題克服のための最新技術まで海外の事例を交えて解説する特別セミナー! 

講師の言葉

 世界的に再生可能エネルギーの普及拡大が進展していますが、自然エネルギーを活用した分散型電源が多数電力システムに連系すると、その出力の不確実性に起因して電力システムの安定運用が困難な課題となります。日本でも昨年に再生可能エネルギーの接続保留の問題が生じ、太陽光発電や風力発電の系統への接続に対して、新たな要件が審議されてきました。公表されている国の議論を的確に理解するためには、再生可能エネルギーおよび電力システムの持つ特徴を幅広く捉える必要があり、容易なことではありません。
 そこで本講義では、電力システムの安定運用において重要な基礎的な運用制御技術を学ぶとともに、再生可能エネルギーの導入拡大がもたらす影響について紹介します。また、その克服に向けて新たに期待されている新技術の紹介や、新しい技術を導入するための制度面での動向など、海外の事例を交えて説明いたします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年04月14日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・再生可能エネルギーの関連企業または導入に興味のある方 (太陽光、太陽熱、水力、風力、バイオマス、地熱、自家発電、スマートグリッド関係の方) ・電力システム、電力機器その他関連企業の方
予備知識 ・電力系統工学の基礎知識があると理解を助けますが、基礎知識が無い場合でも理解できるように平易な内容から学習します
修得知識 ・電力システムの持つ基礎的な特性と、ここに再生可能エネルギーがもたらす影響について、体系的な理解ができることを目指します。また、再生可能エネルギーと電力システムをめぐる近年の動向を、技術面・制度面の両方から学ぶことができます
プログラム

1.再生可能エネルギーの導入拡大と接続保留問題
 (1). 世界の再生可能エネルギーの普及状況
 (2). 日本における再生可能エネルギー
   a.普及状況
   b.接続保留問題の概要
 (3). 再生可能エネルギーの導入が進まない理由とは?

2.電力システムの基礎特性と再生可能エネルギーの影響
 (1). 電力システムの概要
 (2). 需給バランスの維持と周波数
 (3). 電力潮流と電圧変動
 (4). 事故発生時の現象
   a.Fault Ride Through
   b.安定度問題
 (5). 再生可能エネルギーの特徴と電力システムへの影響

3.再生可能エネルギー普及拡大のための議論と新技術
 (1). 出力予測の可能性
 (2). 在来電源群の出力制御機能
 (3). 再生可能エネルギーの出力抑制
 (4). 電力貯蔵の必要性
 (5). スマートグリッド技術の有用性

4.制度設計面の展望
 (1). 接続保留問題にみる新たな展望
 (2). 連系線の利用
 (3). 電力市場の拡大
 (4). ディマンドレスポンス
 (5). 費用負担の問題

5.まとめと将来展望

キーワード 電力システム 再生可能エネルギー 出力制御 電力貯蔵 スマートグリッド 連系線 ディマンドレスポンス
タグ エネルギーエネルギーマネジメントシステムスマートグリッド系統連系自然エネルギー太陽電池蓄電電源・インバータ・コンバータ電池発電
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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