撹拌・混合の基礎とスケールアップ・トラブル対策

〜攪拌動力・攪拌槽・スケールアップ時の注意点とポイント、伝熱の関係〜 

スケールアップの事例を交えて、攪拌の基礎からわかりやすく解説する講座

・トラブルのないスケールアップを実施するための考え方、問題点の解決等を詳解する特別講座!

講師の言葉

 撹拌槽型反応機に的を絞って、実際にスケールアップする際の考え方を確認して頂くことをメインテーマとします。
撹拌の基礎的なところから順を追って、まずスケールアップの際に必要な考え方について説明致します。
 さらに、様々なケースについて、実際にスケールアップした際にどのような性能が保たれ、どのような性能が変化して行くのかを説明した後、大小撹拌槽でのテスト結果をVTRでご覧いただきます。さらに、当社が今までに経験してきたスケールアップの事例紹介により、撹拌に対する漠然としたイメージをより明確に掴んで頂きます。
 また、スケールアップの際には撹拌と言うソフト面だけでなくハード面でも問題があることをご説明致します。主には伝熱不足から発生する問題点について、いかにして解決して行くかをご説明して行きます。これらは実機仕様を決定する上で重要なポイントとなりますので、非常に有用な知識となります。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年05月11日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 化学・環境・異物対策
受講対象者 ・撹拌に興味はあるが、漠然としたイメージしか持てていない方、スケールアップの際にどのファクターを守れば良いかが分からない方、また、反応にどのファクターが効いているかを掴みたい方等。 特にビーカースケールで実験を行い、スケールアップを試みている方にはスケールアップ後のイメージを持っていただくのに有効かと思います。
予備知識 ・基礎から説明するので特に不要です。実際に業務で撹拌やスケールアップに接する機会が多い方の方が理解しやすいと思います。
修得知識 ・撹拌槽型反応機の選定からスケールアップの基礎的な方法と、問題解決の仕方。また、機械的にやって良い事と良くない事
プログラム

1. 撹拌の基礎
  (1). 撹拌動力について
     a. 動力推算式
     b. 動力数
  (2). 撹拌槽について
     a. 撹拌槽の種類
     b. 撹拌翼の種類と適用範囲

2. スケールアップ方法
  (1). スケールアップ時の注意点
     a. 液液撹拌(低粘度・高粘度)
     b. 気液撹拌
     c. 固液撹拌
     d. 粉体撹拌
  (2). 実機スケールアップ時の問題点
     a. 事例紹介

3. スケールアップと伝熱の関係
  (1). 伝熱の基礎
     a. 撹拌槽型反応機における伝熱方式
       ・ジャケットの種類
       ・内部伝熱方式
       ・外部伝熱方式
     b. 伝熱性能
  (2). スケールアップにおける伝熱
  (3). 本体−ジャケット温度差による機器損傷
     a. ジャケット閉鎖部構造
     b. 熱応力の発生原理と推定

4. まとめ

キーワード 攪拌 攪拌動力 動力推算式 攪拌層槽 液液攪拌 気液攪拌 固液攪拌 粉体攪拌 攪拌槽型反応機 スケールアップ 
タグ 化学化学工学攪拌・濾過・蒸留
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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