有機−無機ハイブリッド材料の作製と高機能化技術

〜 シランカップリング剤の反応・利用例、有機−無機ハイブリッド作製法と事例 〜

フレキシブルでありながら機械的強度や耐熱性に優れた材料を開発、応用するための講座

新しい有機-無機ハイブリッドの作製および高機能化技術を先取りし、付加価値の高い製品開発へ応用しよう!

講師の言葉

 近年注目されている有機−無機ハイブリッド材料について、それらの特徴や身近な具体例に触れたのち、設計概念や種々の形態のハイブリッドにおける代表的な作製方法、最近のトピックスなどについて概説する。
 特に有機成分と無機成分とを結びつける役割をもつシランカップリング剤の反応や利用例に焦点を当てて紹介し、新しい有機-無機ハイブリッドの作製および高機能化における可能性について述べる。

 *有機-無機ハイブリッド材料とは、有機成分と無機成分を分子レベル〜ナノレベルで組み合わせて得られる材料で、有機材料における、軽くて加工性に優れ、柔軟性や耐衝撃性があるという特徴と、無機材料における耐久性や耐熱性という両者の長所を取り込んだ材料であり、様々な機能材料としての利用が期待されています。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年03月31日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料化学・環境・異物対策
受講対象者 ・有機−無機ハイブリッド材料の開発に取りかかろうとしている方(始めて間もない方) ・表面改質に興味のある方 (ハードコート、防汚コート、低反射コーティング、構造材料、フィラー、異種材料間接着剤、生体材料、タイヤ、傾斜材料、ガスバリアー性、耐溶剤性材料など関連企業の方)
予備知識 ・有機物および無機物についての一般的な化学の知識があるとより理解しやすいです
修得知識 ・有機-無機ハイブリッドの設計指針と代表的な作製法 ・シランカップリング剤の化学と利用法、作製の具体例 など
プログラム

1.有機−無機ハイブリッドとは
 (1).有機物の特徴
 (2).無機物の特徴
 (3).身のまわりの有機−無機ハイブリッド
 (4).有機−無機ハイブリッドに期待するもの

2.無機表面への有機成分の複合化技術
 (1).コーティング
 (2).分子集積膜の作製
 (3).交互積層法
 (4).高分子のグラフト化
 (5).その他

3.有機表面への無機成分の複合化技術
 (1).ゾル-ゲル法
 (2).生体の無機反応に倣った方法
 (3).その他

4.シランカップリング剤とその反応
 (1).シランカップリング剤とは
 (2).シランカップリング反応の化学
 (3).代表的なシランカップリング剤および関連化合物
 (4).シランカップリング反応に適した表面とは

5.有機−無機ハイブリッド材料の作製と高機能化
 (1).有機−無機ハイブリッドの設計指針
 (2).有機−無機ハイブリッド作製法の分類
 (3).混合法
 (4).in situ合成法
 (5).逐次的な方法
 (6).ハイブリッド化に必要な要素

キーワード 有機−無機ハイブリッド コーティング 分子集積膜 ゾル-ゲル法 シランカップリング剤  in situ合成法
タグ ポリマー材料
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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