摩擦摩耗試験の基礎とその進め方および設計への応用 〜デモ付〜

〜 トライボロジー・システムの基礎、潤滑油の働き、材料の役割、摩擦・摩耗トラブルの原因調査  

・潤滑現象の体感デモを交え、実用機械における摩擦摩耗の課題を解決するための講座
・機械のスムーズな作動、信頼性向上、寿命改善・省エネ実現に必須となる摩擦摩耗試験をわかりやすく解説!
・摩擦摩耗における課題を早急に解決し、製品開発のスピードアップを実現しよう!

講師の言葉

 機械製品が思ったように動作しない時の原因調査や対策、製品開発における信頼性向上や寿命改善および省エネなど摩擦や摩耗、潤滑などのトライボロジーに関する課題解決の手法として、摩擦摩耗の要素試験は有効な手段となる。
 対策や開発のスピードアップに役立つような考え方を習得するために、「擦ってみなければ判らないが、単純に擦ってみても解らない」ではなく、トライボロジー評価のポイントを様々な視点から整理してみる。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年03月25日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・しゅう動部(摺動部)のある機械機構・装置の設計開発者、しゅう動材料や部品の開発者およびユーザー (機械、自動車などの輸送機器、プラント設備などの設計開発・品質保証および品質管理、保守保全などメンテナンスに関わる方や各種摺動材料に関わる研究開発者の方)
予備知識 ・実用製品の機械機構に関心のある方、あるいは摺動材料の実用化に関心のある方であればどなたでもご受講できます
修得知識 ・実用的(製品)機械の摩擦摩耗に関する課題解決の手法・手順
プログラム

1. 機械機構における可動部・しゅう動部の位置づけ
  (1). 摩擦摩耗を考慮した設計のポイント
  (2). 知っておきたい設計開発の手順

2. トライボロジー・システムの基礎知識
  (1). なぜ? 摩擦と摩耗のメカニズム
  (2). しゅう動部に影響する環境因子

3. 潤滑油の働き
  (1). ストライベック曲線とは
  (2). 潤滑現象を体感する(実験デモを予定)

4. 部品のしゅう動部を担う材料の役割
  (1). 材料から見た摩擦摩耗の条件依存性
  (2). 材料の摩擦摩耗の比較

5. 機械設計や不具合対策に必要な要素トライボ試験
  (1). 設計開発における「想定外」 (摩擦摩耗の予測)
  (2). 要素トライボ試験の意義と活用法
      a. はじめに実施すべきこと
      b. 最も重要なのは思考実験
      c. 要素試験機の仕組みと選択のポイント
      d. 試験作業の注意点

6. 時代の流れで変わるトライボロジー環境
  (1). 摩擦と摩耗トラブルの原因調査
  (2). トライボロジーと経済

7.まとめ

キーワード 摩擦 摩耗 トライボロジー しゅう動 潤滑油 ストライベック曲線 トライボ試験 摩耗トラブル
タグ トライボロジー機械機械要素構造物自動車・輸送機
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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