〜 大気圧プラズマを利用した材料合成や廃棄物処理を実現するために必要な基礎知識 〜
プラズマを効果的に利用するために必要な基礎知識を修得する講座
熱プラズマや大気圧非平衡プラズマの発生法から、プロセッシングに必要な物性や計測方法などをマスターし、材料開発や廃棄物処理、水素製造などへ応用しよう!
〜 大気圧プラズマを利用した材料合成や廃棄物処理を実現するために必要な基礎知識 〜
プラズマを効果的に利用するために必要な基礎知識を修得する講座
熱プラズマや大気圧非平衡プラズマの発生法から、プロセッシングに必要な物性や計測方法などをマスターし、材料開発や廃棄物処理、水素製造などへ応用しよう!
プラズマを発生する方法として、直流放電、交流放電、高周波放電が用いられており、これらの従来のプラズマ発生システムに加え、プロセッシングの要求に応えるために新しい熱プラズマ発生システムの研究が盛んである。
プラズマを利用したプロセッシングとしてはナノ材料合成がある。特に熱プラズマを用いるナノ粒子の製造法は、一段のプロセスで、安価でかつ大量にナノ粒子を製造することができるという長所を有するが、産業界に広く使われるためには、プラズマ中におけるナノ粒子の生成機構の解明と、より制御されたプロセッシングの開発が必要である。
また、プラズマは環境保全に関する先端基盤技術であり、従来の方法では処理できない難処理物質や廃棄物を分解することができる。プロセスの迅速なスタートアップやシャットダウンが可能であることが廃棄物処理に適している理由である。また、他の廃棄物処理方法に比べてガスの使用量が少ないので、排ガスシステムへの負担が小さいことから考えても熱プラズマには優位性がある。
本セミナーでは、アーク放電や高周波放電等による熱プラズマ、およびグロー放電等の大気圧非平衡プラズマの発生方法の原理、それぞれのプラズマの特性、プラズマ物性、プラズマの計測方法などのプロセッシングにおいて必要な基礎知識を論じ、さらにナノ粒子を合成するためのプロセスや廃棄物処理プロセスの最新の研究動向およびプロセスの原理を紹介する。
開催日時 |
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開催場所 | |
カテゴリー | 電気・機械・メカトロ・設備、化学・環境・異物対策 |
受講対象者 | ・材料開発、溶接、薄膜、医療、エネルギー、水素製造、廃棄物処理等関連企業の若手技術者、管理者 |
予備知識 | ・特に必要ありません(大学学部レベルの化学、物理で十分です) |
修得知識 | ・熱プラズマ、大気圧プラズマの発生方法や特徴に関する基礎知識 ・熱プラズマの計測方法の基礎知識 ・熱プラズマによる材料合成の最新の研究動向 ・熱プラズマによる廃棄物処理プロセスの最新の研究動向 |
プログラム |
1.プラズマを知るための基礎知識 2.プラズマ工学の基礎 3.プラズマの組成 4.プラズマの物性 5.熱プラズマ発生方法とその特徴 6.大気圧非平衡プラズマ発生方法とその特徴 7.プラズマの計測 8.プラズマによる材料合成 9.熱プラズマによる廃棄物処理プロセス 10.プラズマ利用の課題と対応 |
キーワード | プラズマ プロセッシング 局所熱平衡プラズマ 大気圧非平衡プラズマ ストリーマー放電 グロー放電 コロナ放電 プラズマ溶射 厚膜合成 廃棄物処理 フロン分解 水素製造 |
タグ | プラズマ、表面処理・めっき |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込) |
会場 |
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