モータ・電子機器における静音化技術とそのノウハウ 〜実験演習付〜

〜 振動騒音問題解決のアプローチ、共振現象のメカニズム、固有振動数の測定方法、避共振化の方法、具体的事例 〜

モータに起因する振動・騒音の問題を早期に解決し、開発期間の短縮に活かすための講座

具体的事例と実験演習により、振動騒音問題解決のアプローチが実践的に修得できる特別セミナー!

講師の言葉

 電動機応用機器の開発において、モータに起因する振動・騒音の問題を早期に解決し、開発期間の短縮する為には、問題の物理現象を的確に捉え、ビジュアル化、数値化をする、なぜなぜ分析を行い、仮説を立てて実験解析することが重要である。
 問題解決のアプローチ方法は
  ・システムの入力である加振源の種類および特徴を把握する
  ・実験解析やCAE解析等で固有振動数や伝達系を究明する
  ・振動・騒音のスペクトルを解読する などがある。
 本講義では、具体的事例の紹介と実験演習を行うことにより分かりやすく解説する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年03月11日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・家電、電子機器、精密機器ほか関連企業の設計・技術者 ・振動騒音問題解決の基礎を学びたい方 ・振動騒音の問題を抱えている方
予備知識 ・微分方程式等の難しい数式は使っていません。振動騒音の簡単な基礎知識があると理解しやすいです ・Excelで数式が扱える知識(log、べき乗、sum等)
修得知識 ・振動騒音問題解決のアプローチ法が習得できる ・共振現象のメカニズムが感覚的に理解できる ・固有振動数の測定方法、避共振化の方法が理解できる
プログラム

1.はじめに

2. 振動騒音問題の捉え方
  (1).一般的な問題解決手順
  (2).振動騒音問題の考え方

3. 振動の基礎

  (1).振動の波形
  (2).自由振動と強制振動
  (3).振動絶縁
  (4).構造のモデル化

4. 騒音の基礎
  (1).音の知識
  (2).変動音の測定
  (3).dBの知識

5. システムの捉え方
 (1).固有振動数の測定方法
   a. インパルス加振法
   b.  ピークホールド法
 (2).加振周波数と固有振動数の関係

6. 加振力の種類
  (1).アンバランス振動
  (2).電磁振動
    a. 電源周波数×2倍 =2nf
    b. インダクションモータ スロットリップル
    c. BLMのトルクリップル
  (3).ギヤの噛み合い振動
  (4).ファンの風切り
  (5).ボールベアリング振動
  (6).振幅変調波形

7. 事例
  (1).空気清浄機:電磁振動とファンとの共振
  (2).家庭用井戸ポンプ始動・停止時の異常音解析
  (3).洗濯乾燥機の送風ファン共振音解析

8. 実験演習
  (1).小型モータの支持プレートの異常振動
  (2).冷却ファンの流体騒音
  (3).テキストデータの周波数分析結果のグラフ化
    a. 周波数分析結果の解説
    b. オーバーオールの求め方
    c. その他

キーワード モータ 電子機器 自由振動 強制振動 振動絶縁 インパルス加振法 ピークホールド法 アンバランス振動 電磁振動 振幅変調波形 オーバーオール
タグ 商品開発モータ振動・騒音
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日