サウンドデザインの基礎と製品の高付加価値化への応用

〜 音で製品を差異化する方法、心理音響評価技術と音質設計、サウンドデザインの具体的アプローチ 〜

音による価値創造の具体的なアプローチと製品開発への実践手法が修得できる講座

数値化が困難な感性設計について、音の基礎、音質評価技術からサウンドデザインの方法までを修得し、付加価値の高い製品開発に応用しよう!

豊富な事例とサウンドのサンプルを聴いて確認しながら、具体的な問題解決やデザインアプローチの実践方法を知ることができます

講師の言葉

 パラダイム転換期における製品や環境の音デザインについて、これまでの騒音低減の単線的なアプローチではなく、音による価値創造の視座から最新技術情報と背景的な文化知識を織り交ぜて紹介します。
 機能価値から感性価値へニーズの重心がシフトする中で、多様なニーズを満たす音創りの必要性が問われています。
 数値化が困難な感性設計について、最新の音質評価技術と主観評価の統合解析によって実現する方法を紹介し、今後サウンドデザインによる差異化、価値向上を目指す企画・開発者やエンジニアにとって有用な情報をご提供します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年01月29日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・工業製品(自動車、機械、OA機器、IT機器)の企画・設計・開発デザイナー/エンジニア ・音関係のデザイナー/エンジニア(騒音制御、音響設計) ・建築・都市環境のデザイナー/エンジニア
予備知識 ・特に予備知識は必要ありません ・広い対象において音による価値化を模索している人、音に興味のある人が望ましいです。
修得知識 ・音の基礎、音質評価技術から、製品のサウンドデザインまでの広い範囲の音の知識が得られます。また、豊富な事例とサウンドのサンプルを聴いて確認して頂くことができるので、具体的な問題解決やデザインアプローチの実践方法を知ることができます。また、社会や文化の中での音の価値についても新たな気づきが得られ、製品開発などの実践にも有用な背景知識が得られます
プログラム

1.音の基礎から音質評価まで
  (1).音の基礎  -図解で学ぶ-
    a.定義、属性、音の3要素とは
    b.物理としての音、感覚としての音
    c.基本的な性質(減衰、回折、干渉、遮音、吸音、残響、拡散)
    d.聴覚の特性と評価量
  (2).音質評価  -事例から学ぶ-
    a.人の音に対する感覚
    b.心理音響評価技術
    c.心理音響評価量の適用事例

2.サウンドデザイン・音の価値化
  (1).サウンドデザイン  -プロダクトを差異化する-
    a.騒音低減と音質改善
    b.音の感覚属性と外的基準
    c.音の評価と差異のデザイン
  (2). 物理・心理の統合解析  - 物理と心理を関係づける –
    a.主観評価による心理学的測定
    b.物理解析と主観評価の関係性の構築
    c.音質改善のアプローチ
  (3).人の感覚のモデル化 – 評価構造を可視化する –
    a.評価グリッド法の適用
    b.人の感覚のモデル化
    c.モデル妥当性の検証
  (4).サウンドデザインの方向性 -デザインの新領域を探る-
    a.音の起源と意味
    b.人と機械(製品)のインタラクションの変容
    c.サウンドデザインの新しい領域
  (5).音の価値と関係性のデザイン -音の価値を再認識する-
    a.聴覚における「図」と「地」と「場」
    b.「静けさ」と「うるささ」
    c.西洋の音、日本の音

キーワード サウンドデザイン 遮音 吸音 残響 心理音響評価技術 音質改善 音環境デザイン
タグ 音声処理感性・脳科学・認知工学振動・騒音
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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