ショットピーニング技術の基礎と疲労強度向上への応用・例

〜ショットピーニングの効果と作用、加工条件、最適な表面改質法、最新技術〜 

・機械部品の故障モードの80%を占める疲労破壊を防止するショットピーニング技術を修得し、製品の長寿命化・信頼性や安全性を向上させよう!
・ショットピーニング技術の最先端で活躍する講師陣が、基礎から最新技術までを詳解する特別講座

講師の言葉

 機械部品の故障(破損)モードの80%は疲労破壊と言われています。疲労強度を大幅に向上させたいが、どういう方法がよいかと考えていませんか?
  ショットピーニングは、部品の疲労強度を大幅に向上させる簡便な手法であり、自動車用ばねや歯車などでは不可欠の技術です。また、装置も格段に進化しております。
  このセミナーでは、先ずショットピーニング技術の基礎について解説します。次に、疲労強度を向上させるために、疲労破壊のプロセスと各過程の抵抗因子、疲労強度向上指針とそれに対する最適な表面改質法及びショットピーニングの効果について理解していただくとともに、大幅な疲労強度向上が可能なショットピーニング法や最新の技術などを紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年01月16日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料
受講対象者 ・自動車をはじめとした輸送機器、機械、部品・部材メーカにて材料、熱処理、表面技術、設計、品質管理等に係わっている方(ショットピーニングの知識がなくてもOKです).
予備知識 ・材料強度に関して、ある程度の知識(例えば、作用応力、引張強さ、降伏応力、硬さなど)を有する人
修得知識 ・ショットピーニング技術の修得、疲労破壊と疲労強度向上手法の理解
プログラム

第1部  ショットピーニングの基礎
    1. ショットピーニングと基礎用語
    2. ショットピーニングの効果−疲れ強さ,応力腐食,遅れ破壊,耐摩耗性などー
    3. ショットピーニングによる作用−硬さ,残留応力,組織などー
    4. ショットピーニング機械と方法
    5. 投射材
    6. ピーニング加工条件と管理の方法

第2部 ショットピーニングによる疲労強度向上の実際
    1. 疲労破壊の種類と疲労破壊過程における各過程の抵抗因子と支配因子
    2. 疲労強度向上指針とこれに対する最適な表面改質法
    3. ショットピーニングの役割とショットピーニングでは対応できない疲労破壊モード
    4. 浸炭+各種ショットピーニング法の表面特性と曲げと面疲労強度
    5. 疲労強度向上指針の妥当性の検証
    6. 粒界酸化層の無害化ができる二段ショットピーニング(DSP)法
    7. 減圧(真空)浸炭,輪郭高周波焼入れおよびDSPとを組合せた複合表面改質歯車の表面特性と曲げ疲労限度
    8. 軟窒化+ショットピーニング/軟窒化+キャビテーションピーニング/高周波焼入れ+ショットピーニングの表面特性と曲げ疲労限度

キーワード ショットピーニング 投射材 疲労破壊 表面改質 DSP法 疲労強度
タグ 金属金属加工トライボロジー金属材料疲労機械
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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