板鍛造技術(冷鍛順送プレス工法)の基礎と工法転換事例およびトラブル対策

〜板鍛造において重要な金型剛性・鏡面加工・マイクロテクスチャー・コーティング・プレス加工油・プレス機の剛性のポイント〜 

・従来のプレス加工では困難とされていた複雑形状を加工できる「板鍛造技術」をマスターするための講座
・これまで他の工法で成形されてきた製品を板鍛造へ転換し、製品の更なる高品質化を実現しよう!
・金型加工設備の構成と要点からトラブル対策まで、実務にて板鍛造技術を採用できるよう必要不可欠な基礎ポイントを分かりやすく解説!

講師の言葉

近年、日本国内では新興国との差別化を図る為に板鍛造技術(冷鍛順送金型)が注目されてきた。板鍛造とは冷間鍛造と板金順送金型を組み合わせたプレス工法で板材(コイル材)を1ピッチ毎金型内に送り込み、プレス加工を行い板材から立体形状を作り上げ、従来プレス加工では困難とされていた複雑形状部品の加工が出来る事が最大の特徴である。
 具体的な工法転換として、従来、ロスワックス鋳造・焼結・MIM(Metal Injection Mold)・ダイキャストと機械加工・プラスティック成形品・切削・研磨・カシメ・溶接等で製作されていた製品を工法開発によりプレス化することである。
 本講座では板鍛造におけるもっとも重要な金型剛性・金型の鏡面加工・金型表面マイクロテクスチャー・金型コーティング・プレス加工油・プレス機の剛性等について分かりやすく解説する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年01月13日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・板鍛造品の工程設計・金型設計・金型組み立て・生産技術に関わる技術者 ・既に板鍛造加工を始めたが金型の強度不足・製品のバラツキ等でお困りの方 ・これから板鍛造品を社内に取り込もうと検討されている経営者又は担当者の方
予備知識 ・特に必要な予備知識は有りません
修得知識 ・冷間鍛造品と板鍛造品の違いを明確に理解出来る ・板鍛造における必要不可欠な基礎ポイントの習得
プログラム

1.冷鍛順送加工(板鍛造)総論
 (1). 塑性加工の種類と特徴
 (2). 冷鍛順送加工技術の開発経過
 (3). 冷鍛順送の特徴とメリット
 (4). ベンチマーキングの重要性

2. 冷鍛順送加工(板鍛造)の構成と要点(実際のスケルトンにて要点を解説)
 (1). 開発設計プロセス
 (2). 金型設計事例?(素材4ミリの厚みが2段階に変化している製品)
 (3). 金型材料の種類と選択
 (4). 工程解析(CAE活用例)
 (5). 金型設計事例?(素材6ミリの厚みが3段階に変化している製品)

3. 金型加工設備の構成と要点
 (1). 金型加工環境の重要性
 (2). 金型加工機へのこだわり
 (3). 金型部品測定の重要性

4. 安定量産技術(トラブル対策)
 (1). メタルフローを考慮するレイアウト
 (2). 焼付き防止対策(金型部品の鏡面仕上げ・コーティング・給油等)
 (3). 素材の厚み・硬度管理
 (4). メンテナンス簡素化の考慮

5. プレス機開発の歩み
 (1). 高剛性プレス機の開発
 (2). サーボモータプレス機の特徴

6. 工法転換事例の要点解説
 (1). 冷鍛順送加工での主な製品形状
 (2). 先行開発事例

7. 将来への展望

キーワード 板鍛造 冷間鍛造 板金順送金型 冷鍛順送加工 焼付き 高剛性プレス サーボモータプレス 塑性加工
タグ 金属加工機械自動車・輸送機
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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