治具の基礎と機能性向上へのポイントと応用

〜 治具の基礎と汎用化、自動化設計への適用方法、弾性機能などの高機能化とその応用 〜

  • 加工・組立において必要不可欠な要素である治具の役割や特徴を修得し、機能性向上に役立てる講座
  • 治具設計の手法、設計の勘所やポイントを学び、生産設備の高機能化へ活かそう!

講師の言葉

 治具は、加工/組立等の生産ラインにおいて必要不可欠な要素であることは言うまでもないが、研究対象として見た場合、加工における駆動系、組立における挿入ユニットに比べて、研究対象として取り上げられる頻度は少なく、体系化されている領域とは言い難い現状である。
 本講習では、まず、加工・組立のそれぞれにおける治具の役割とその特徴について概説する。そして、次に、組立用治具による対象部品の把持固定機能を中心に据えて、把持固定の理論の紹介、および、その理論に基づく様々な部品を把持固定できる汎用化の種類とその事例について述べる。最後に、多品種少量型や変種変量型生産形態における生産設備を省略/効率化した自動化に対応するため、治具として必要とされるであろう機能について説明し、その具現化について述べる。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年03月16日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料
受講対象者 ・治具の設計部門 ・生産設備(特に組立)に関わる技術者
予備知識 ・高校レベルの静力学(力のつり合い)の知識があれば理解が深まります
修得知識 ・固定用治具を設計する上でのポイントが理解できる ・(特に組立)生産設備に付加すべき機能の内容が理解できる
プログラム

1.はじめに
 (1).加工システムの基礎
 (2).組立システムの基礎

2.治具の基礎
 (1).加工における治具
 (2).組立における治具

3.治具の汎用化
 (1).理論—force/form closure問題—
 (2).モジュールタイプ
 (3).グリッパ・ハンドタイプ

4.治具の高機能化とその応用
 (1).能動的汎用固定機能
 (2).弾性機能
 (3).弾性挿入位置修正機能

キーワード  治具 加工 組立 force/form closure モジュールタイプ グリッパ・ハンドタイプ
タグ 切削・研削治具機械機械要素強度設計工作機構造物油・空圧
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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