ゴム材料の基礎と力学特性・解析技術および設計開発への応用

〜 ゴム・エラストマーの物理と基礎、弾性力学と非線形解析、二軸試験とCAE解析のポイント 〜

  • ゴム材料に精通した講師からゴム・エラストマーの基礎・特性を学び、精度向上や信頼性向上に活かすための講座
  • ゴム・エラストマーの基礎や物性の解析手法を修得し、精度向上や信頼性向上に活かそう!

※電卓(四則計算で可)をご持参下さい

講師の言葉

 超弾性体エラストマーやソフトマターなどをCAEで解析するためには、どうしても二軸測定からのデータがないと精度がよくならないことはよく知られている。
しかし、それでもエラストマーの特性であるヒステリシスや粘弾性特性、さらには補強材の有無、ゲルなどの溶媒の有無などがその解析を難しくしている。
ゴム・エラストマーの基礎・特性を理解しながら、少しでもCAE解析の精度を向上させることができるような講義を行う。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年02月13日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・ゴム材料を含む構造物のCAE解析担当者 ・ゴム材料試験や物性解析担当者
予備知識 ・特に必要としない。基礎からわかりやすく解説します
修得知識 ・ゴムの基礎知識 ・コスト競争の厳しいゴム業界ではCAEを使いこなせ企業は衰退するとまで言われている。そのような状況のなか、超弾性CAE解析への理解が深まります
プログラム

1.はじめに(基礎)
 
(1).ゴム・エラストマーの物理・力学特性  
 (2).ゴム弾性とは
 (3).ゴム材料の非線形特性
 (4).有限要素法における非線形超弾性材料の取り扱い
 (5).Moony-Rivlinプロットの問題点
 (6).最近のCAE解析

2.弾性力学からの発展
 
(1).弾性力学の基礎
 (2).ひずみエネルギー密度関数を用いる利点
 (3).さまざまな非線形問題の取り扱い

3.ゴム材料の非線形解析のための二軸試験とCAE解析
 
(1).実験装置の概要
 (2).二軸データで分かること
 (3).二軸データからのパラメータの抽出
 (4).一軸装置からの二軸予測の可能性
 (5).超弾性体のひずみエネルギー密度関数とCAE解析
 (6).一軸と二軸からのCAE解析の精度
 (7).粘弾性データの取り込んだゴムのヒステリシスやマリン効果の解析
 (8).最近のソフトでの事例(アバカス、マーク、アンシスなど)

4.CAE解析によるゴム材料への応用と効果
(1).ゴム材料の弾性(物性)把握

キーワード ゴム エラストマー 力学特性 Moony-Rivlinプロット 超弾性解析 超弾性体  エネルギー密度関数  CAE解析 弾性力学 非線形解析
タグ ゲル・スラリーゴムプラスチックデータ解析高分子樹脂・フィルム
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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