セミナー情報

プリンター、複写機、金融機器用の給紙・搬送ゴムローラ特性と最適設計およびトラブル対策

〜 ゴムと紙の摩擦機構、ゴムの基本知識、ゴムを使った分離機構、 特性を活かした最適な活用技術、ゴム搬送におけるトラブルと対策・失敗事例 〜

・失敗事例に学び、開発スピードアップを目指すための特別講座!

・ゴムの特性および摩擦、摩耗、劣化のメカニズムと対策法を修得し給紙機構の信頼性向上に活かすための特別講座!

講師の言葉

 ゴムは使い方さえ間違わなければ、すばらしい機能材料である、それを何故間違えてしまうのか。ゴムとゴム配合物の違い、充填剤や加硫剤による思わぬ特性の違い、これまでのゴム試験法とゴムローラ試験法の考え方の違い、ゴムと紙の相互作用等、既成概念に囚われない考えを理解して貰い、給紙機構の信頼性を上げるためにはどうすれば良いかをゴム材質やゴムローラの側から述べてみたい。

 更に製品回収を伴う不具合は今でも起こっている。多くの事例が有っても、その基本的な現象は同じ。それを理解すれば製品開発での失敗は無くなるはず。製品開発時に同じ過ちを繰り返さない為のポイントを紹介する。 ぜひプリンタ、複写機、金融機器等の紙送りに係わる技術者に受講していただきたい。

セミナー詳細

開催日時 2017年03月22日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 【東京】日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・プリンタ、コピー、金融機器等の紙送りに関係する技術者
・ゴム材料を扱っている技術者の方
予備知識 ・ゴムやプラスチックでの失敗経験があれば、より理解が深まります
修得知識 ・ゴムローラの最適設計と高精度化技術
・劣化事故事例を通したゴム、プラスチックの上手な使い方
プログラム

1. ゴムと紙の摩擦機構

  (1).クーロンの法則

  (2).ゴムと紙の摩擦挙動の違い

  (3).ゴムローラの押付力を増すと紙の分離はどうなる?

  (4).紙と紙の摩擦係数

  (5).荷重、滑り速度、温度による摩擦の変化

  (6).紙搬送速度と押付力の関係

     ・接触力学の基本概念

     ・ゴムローラの接触変形と力学

     ・紙搬送速度のメカニズム

 

2. ゴムの基本知識

  (1).配合と加硫

  (2).ゴムの接触物からの影響

  (3).ゴム製品の比重

  (4).ゴムのポアソン比

  (5).ゴムの事故事例

  (6).ゴムと金属の熱膨張

  (7).加速寿命試験方法

  (8).オゾン亀裂とその防止方法

 

 

3. ゴムを使った分離機構

  (1).分離機構と分離方式

  (2).分離方式はどう進歩したか

  (3).ゴムと紙、紙と紙の摩擦係数をどう利用するのか

  (4).分離モデルと検討因子

  (5).ミスフィード、ダブルフィード対策

  (6).分離、搬送機構の設計では何を検討するのか

  (7).摩擦の評価方法

  (8).摩耗の評価方法

  (9).評価での注意事項

   (10).給紙、搬送用ゴムローラの材質

 

4. ゴムの特性を活かした上手な使い方

  (1).耐油性ゴム

  (2).分離パット用材料

  (3).低硬度で高摩擦、耐摩耗性材料は?

  (4).新メディア対応給紙ローラの開発

  (5).インクジェットプリンター用非汚染グレードの開発

  (6).熱膨張の押さえ方

  (7).摩擦と潤滑の両刀使い

 

5. ゴム搬送におけるトラブルと対策

  (1).油圧機器のパッキンにNBRを使用したが、膨張し使用不可能になった

  (2).ゴムは絶縁性か

  (3).こっそり変更で事故、何が変わっていた

  (4).ゴム製品が使用されている機器で、白色塗装板がピンクに変色した

  (5).ゴムローラに接触放置されたカードに褐色の跡がついた

  (6).図面指示通りの材料を指定したが、2年後にトラブルが続出した

  (7).オゾン試験の評価では10年相当の寿命と推定されたゴム製品が、実機では2〜3年でオゾンクラックを生じた

  (8).冬季に亀裂を生じた

  (9).同じようなNBR、ウレタン、EPDMなのに大きな違い、何が違い、どう管理するか

  (10).出荷されたゴムローラが寸法不良で返却された

  (11).低温時に送り力が不足し、ミスフィードを生じた

  (12).ノーカーボン紙を送るゴムローラの径がしだいに太くなり、斜行、ジャム等の不具合を生じた

  (13).プラスチックカード搬送ローラのゴム部分が芯金から剥離した

  (14).ゴムローラにカード紙に印刷された陰気が固着し、搬送力が低下した

  (15).搬送力が不足なので、ローラの押圧をどんどん上げていったら、かえってミスフィードになってしまった

  (16).コピー速度が速い高速複写機で、画像に微妙な濃淡の差が発見された

  (17).定着ユニットの樹脂製ガイドで、上下ガイド間の隙間が狭くなった、何故

  (18).異なったゴム材質のゴムローラ同志が圧接して使用される分離機構でゴムローラが変形しミスフィードを生じた、何故

 

6. 文献から学ぶ失敗事例(トラブルの原因究明と調査手法)

  (1).高分子の劣化要因

  (2).加硫ゴムトラブルの特徴

  (3).プラスチック成形品トラブルの特徴

  (4).何がインサート金具ボス部にクラックを生じさせたか?

  (5).何故作業シート上の製品にクレージングを生じたか?

      ゴム・プラスチックを使う上での注意まとめ

キーワード ゴムローラー 摩擦機構 クーロン 紙送り 搬送速度 ポアソン比 熱膨張 オゾン亀裂 分離機構 NBR
タグ ゴム  紙送り機構  高分子  最適化・応力解析  樹脂・フィルム  精密機器・情報機器 
受講料 一般(1名) : 48,600円 (税込み)
同時複数申し込みの場合(1名) : 43,200円 (税込み)
会場 日本テクノセンター研修室
住所: 〒 163-0722 東京都新宿区西新宿小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666

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カテゴリ:

電気・機械・メカトロ・設備成形・加工・接着接合・材料化学・環境・異物対策ソフト・データ・画像・デザイン品質・生産管理・コスト・安全研究開発・ビジネススキル

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