「わかりやすい取扱説明書」の作成と「意図が伝わる文章」を書くための実践ポイント <オンラインセミナー>
~ 伝わる使用情報(取扱説明書)を作るための視点、実用文の情報伝達プロセス、UT(ユーザータスク)型の取扱説明書の作成ポイント、意図が伝わらない文の原因、表記上の留意事項 ~
・読み手目線のわかりやすい機能説明や操作説明を理解して、ユーザーが求める情報をベースにしたUT(ユーザータスク)型の取扱説明書を作成するための講座
・意図が伝わらない文の原因と対策を実例と演習を通して具体的に修得し、わかりやすい取扱説明書の作成実務に活かそう!
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
紙媒体や電子媒体による取扱説明書作成を、「わかりやすさ」をテーマにして数多く手がけてきた経験から言えることは、取扱説明書(使用情報)はユーザーが求める情報をベースにしたUT(ユーザータスク)型のトピックで構成する以外、わかりやすくする方法はないということです。つまり取扱説明書を改善するには、文章技術を向上させて何とかしようとする前に、その構造を変える必要があるということです。
このような考えに基づき、このセミナーでは全体を大きく2つのパートに分け、まず取扱説明書のあるべき姿(構造)を示し、次に情報が正しく伝わるための文章技術について、実例を使いながら解説します。事前に配布するテキストにはいずれのパートにも、理解をより深めるためのワークを用意していますので、課題を通して修得できます。
セミナー詳細
| 開催日時 |
- 2026年03月30日(月) 10:00 ~ 17:00
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| 開催場所 |
オンラインセミナー |
| カテゴリー |
オンラインセミナー、研究開発・商品開発・ ビジネススキル |
| 受講対象者 |
・取扱説明書や業務マニュアルのライター・編集者の方
・取扱説明書の原稿を作成しているエンジニアの方 |
| 予備知識 |
・特にありませんが、取扱説明書作成の経験がない方にはハードルが高いと思われます
・事前に演習課題に取り組んでから受講することをお勧めします |
| 修得知識 |
・わかりやすい取扱説明書のあるべき姿・構造が理解できる
・読み手目線のわかりやすい機能説明や操作説明がどんなものか理解できる
・伝わらない文・文章の原因分析と改善ができる
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| プログラム |
1.プロローグ
(1).テクニカルコミュニケーション(TC)とは
(2).使用情報(取扱説明書)の要求品質
(3).伝わる使用情報(取扱説明書)のを作るための視点
2.実用文の情報伝達プロセス
(1).文と文章の定義
(2).実用文の構造モデル
(3).文による情報伝達プロセス図
(4).読み手の特徴
(5).情報伝達の出発点は読み手の情報ニーズ
(6).取扱説明書は誰が作るべきか
3.構造化されたUT(ユーザータスク)型の取扱説明書
(1).取扱説明書の構造タイプ
(2).人に聞くとわかりやすいのは何故?
(3).結論:わかりやすい取扱説明書はこれ!
(4).UT型取扱説明書の実例紹介
(5).取扱説明書のわかりにくさを体験する<演習>
4.UT型の取扱説明書の作成とポイント
(1).UT型にすべきところは?
(2).UT型取扱説明書の制作工程
(3).UT型トピックの構成要素(情報属性)
(4).わかりやすい見出しを書くためのポイント
(5).わかりやすい機能説明を書くためのポイント
(6).わかりやすい操作説明を書くためのポイント
5.文の構造を知る
(1).日本語の文の種類
(2).文節と連文節
(3).日本語文の機能上の構成要素
(4).文節間の係り受けと並立関係
(5).一文一義・一文多義・非文
6.意図が伝わらない文の原因:表現編
(1).用語
(2).名詞化された表現
(3).語順
(4).読点
(5).並立
(6).部分否定
(7).文末の動詞
(8).誤用されている敬語表現
7.意図が伝わらない文の原因:情報内容編
(1).必要な情報がない・足りない
(2).抽象的で具体性に欠ける
(3).説明の視点が製品やサービス側
(4).情報が多い(文が長い)
8.文を組み立て文章にする
(1).文のつながりが悪いと伝わらない
(2).文のつなぎ方
(3).パラグラフライティング
9.表記上の留意事項
(1).漢字かな交じり文の表記の原則
(2).形式名詞・補助動詞・補助形容詞はかな表記
(3).数字の表記の原則
(4).表記に関する内閣告示の紹介
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| キーワード |
テクニカルコミュニケーション 使用情報 情報伝達プロセス 構造モデル 一文一義 一文多義 非文 部分否定 敬語表現 パラグラフライティング 表記
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| タグ |
取扱説明書、ヒューマンスキル、教育、人材育成 |
| 受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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| 会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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