PSIMで学ぶパワーエレクトロニクスの基礎とPMモータドライブへの応用 ~1人1台PC実習付~ 【弊社研修室】
~ AC-DC変換/DC-DC変換/DC-AC変換技術とその実践ポイント、PMモータドライブ技術とその実践ポイント ~
・初歩的なパワエレ回路から三相PWMインバータ回路によるPMモータのベクトル制御までを、受講者自身が回路シミュレータを操作しながら学ぶ講座
・書籍や座学だけではイメージのしにくい、交流の整流・平滑化、直流の昇圧・降圧、インバータ制御、PMモータのモデリング・制御のポイントをシミュレータを活用してその動作と併せて実践的に正しく学び、パワエレ回路や制御系の設計に活かすためのセミナー!
・「PSIM」は、駆動する電力回路の忠実な再現や解析、PMモータの制御性能の検証や最適化、トルクや速度を調整する制御アルゴリズムモデルの統合的な評価が行える利便性の高いツールで、制御系を理論的かつ実践的に設計・検証することができるため、企業でも多く使用されています
※シミュレーションツール「PSIM」を使用した実習を行います。PC環境は弊社でご用意いたします
※本講座は実習環境の都合で定員を設けておりますので、お早めにお申し込みください
講師の言葉
パワーエレクトロニクスやPMモータドライブはその重要性からこれまでにも日本パワーエレクトロニクス協会や電気学会を中心に一流の先生方による優れたセミナーが数多く提供されてきました。そのような中で本セミナーは次のような役割を果たせられればと思います。
(1)一人の講師がパワーエレクトロニクスの基礎からPMモータドライブへの応用までを一日で一貫して解説するため、内容全体の整合性を担保しやすい。
(2)実際の研究開発現場でもよく使われている回路シミュレータであるPSIMをその場で操作しながら学ぶことで、実践的なスキルを身に付けることができる。
(3)少人数かつ対面形式により、一人一人の受講者の理解度に対して講師がリアルタイムにフィードバックを掛けることができる。
セミナー詳細
| 開催日時 |
- 2026年03月30日(月) 10:30 ~ 17:30
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| 開催場所 |
日本テクノセンター研修室 |
| カテゴリー |
PC実習付きセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
| 受講対象者 |
・パワーエレクトロニクスやPMモータドライブの初学者の方や経験の浅い技術者の方
・付け焼き刃の知識ではなく、原理原則に則った回路を設計するための考え方を身につけたい方
・これからPSIMを扱うことになる方や導入を検討している方
・自動車、産業機械、ロボット、航空宇宙、家電、空調、電力システムなどに関連する企業の方
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| 予備知識 |
・電気回路、電磁気学、古典制御を学んでいることが望ましい |
| 修得知識 |
・交流から直流、直流から直流、直流から交流への変換技術(設計・解析)のポイントが理解できます
・実際の開発現場でも活用できるパワエレ用回路シミュレータのノウハウが身に付きます
・PMモータのモデリングと制御に関する実践的なスキルが修得できます
※書籍:「これでなっとく パワーエレクトロニクス(ISBN:978-4-339-00898-2)」を配布いたします
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| プログラム |
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1.交流から直流への変換(AC-DC変換)技術とその実践ポイント
(1).単相の整流回路
a.半波整流回路
b.全波整流回路
(2).単相の位相制御回路
a.半波位相制御回路
b.全波位相制御回路
(3).三相の整流回路
a.半波整流回路
b.全波整流回路
(4).三相の位相制御回路
a.半波位相制御回路
b.全波位相制御回路
2.直流から直流への変換(DC-DC変換)技術とその実践ポイント
(1).降圧チョッパ
a.電圧変換率と電流リプル
b.連続モード動作の条件
(2).昇圧チョッパ
a.電圧変換率と電流リプル
b.連続モード動作の条件
(3).昇降圧チョッパ
a.電圧変換率と電流リプル
b.連続モード動作の条件
3.直流から交流への変換(DC-AC変換)技術とその実践ポイント
(1).単相インバータ
a.単相インバータの動作
b.単相インバータの過渡解析
(2).三相インバータ
a.三相インバータの動作
b.三相インバータの過渡解析
(3).単相PWMインバータの動作
(4).三相PWMインバータの動作
4.PMモータドライブ技術とその実践ポイント
(1).制御のためのPMモータのモデリング
a.電機子鎖交磁束
・目的:静止座標系におけるPMモータの等価モデルから電機子鎖交磁束を導出する
b.電圧方程式
・目的:電機子鎖交磁束や電機子巻線抵抗から回路方程式を導出する
c.d-q変換
・目的:静止座標系と回転座標系の関係を定式化する
d.トルク方程式
・目的:回転座標系においてモータ駆動トルクを導出する
e.運動方程式
・目的:モータ駆動トルク・負荷トルク・慣性項・粘性項の関係を定式化する
(2).PMモータの制御
a.電気角も電流も用いない制御
・特徴:角速度の調整能力が低い
・方式:矩形波駆動など
b.電気角は用いるが電流は用いない制御
・特徴:駆動トルクの調整能力が低い
・方式:正弦波駆動など
c.電気角は用いないが電流は用いる制御
・特徴:電気角も電流も用いる制御と比べると信頼性が低い
・方式:センサレスベクトル制御、直接トルク制御など
d.電気角も電流も用いる制御
・特徴:角速度・駆動トルクの調整能力及び信頼性が高い
・方式:ベクトル制御など
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| キーワード |
整流回路 チョッパ インバータ PWM制御 PMモータ 永久磁石同期モータ モータ制御 ベクトル制御 三相交流 |
| タグ |
シミュレーション・解析、ソフト教育、パワーデバイス、回路設計、制御 |
| 受講料 |
一般 (1名):59,400円(税込)
同時複数申込の場合(1名):53,900円(税込)
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| 会場 |
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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