• 2026年03月17日(火) 10:00 ~ 17:00

１．機械設計のポイント・注意点の解説
　　（１）．設計の流れとトラブルをなくす施策
　　（２）．加工ができるか
　　（３）．組み立てができるか
　　（４）．性能が出るか

２．機械設計のポイント１　加工のできる部品形状
　：マシンショップにて加工ができる部品形状となっているか
　　（１）．ドリル加工
　　（２）．旋削加工
　　（３）．溶接
　　（４）．その他

３．機械設計のポイント２　組み立てができる装置構造
　：アセンブルショップにて組み立てができる装置構造となっているか
　　（１）．計測による組み立て作業の確認
　　（２）．組み立ての手順と組み立て困難構造
　　（３）．組み立て後の動作と部品精度

４．機械設計のポイント３　要求仕様が実現できる装置動作
　：要求仕様を実現する装置動作となっているか
　　（１）．機械要素の使いこなし
　　　　ａ．ベアリング
　　　　ｂ．ネジの弛み止め
　　（２）．機械現象の知識と活用
　　　　ａ．回転運動の直線運動変換のクランク機構
　　　　ｂ．転がり運動による遊星歯車の運動
　　　　ｃ．力のつり合いとクランプ機構
　　（３）．機構のアイデア出しのためのＴＲＩＺ手法
　　　　ａ．ＴＲＩＺの考え方
　　　　ｂ．ＴＲＩＺを用いたアイデア創世の事例

５. トラブルを減ずる検図と計算ミス減のポイント
　　（１）．検図のポイント
　　　　ａ．検図の目的
　　　　ｂ．検図の手法と手順
　　　　ｃ．寸法と公差の確認
　　　　ｄ．部品の加工手順の確認
　　（２）．計算ミス減のポイント
　　　　ａ．自分の言葉で機械現象を説明
　　　　ｂ．数字を用いて現象を説明
　　　　ｃ．計算と検算の必要性

６．失敗事例から学ぶトラブル発生防止のための設計における留意点
　　（１）．ベアリングのバックラッシュによる軸方向ガタと除去
　　（２）．カップリング使用不備によるベアリングの過大荷重による破損
　　（３）．荷重によるベアリングの寿命
　　（４）．繰り返し荷重によるワイヤの切断
　　（５）．パルスモータの同期不良によるリンク機構の蛇行動作
　　（６）．２か所同時インローはめ合いの不良構造
　　（７）．モーメント荷重による移動動作の不良

７．トラブルシューティングの技法
　　（１）．ＫＴ法によるトラブルシューティングの考え方
　　（２）．ＫＴ法使用の事例

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