接着技術の基礎と接着不良対策および長期信頼性評価技術 <オンラインセミナー>
~ 接着剤・塗料の分類、硬化原理の概要、接着不良の主な原因、硬化状態の化学的評価法、長期信頼性評価のための加速試験や接着強度の目標値設定 ~
・高品質な製品開発に必要な接着化学を基礎から学び、信頼性の高い製品開発に活かすための講座
・接着不良の原因と対策や硬化状態の化学的評価法を具体的に修得し、接着不良トラブルを未然防止しよう!
・長期信頼性評価のための加速試験や接着強度の目標値設定の考え方についても解説します
オンラインセミナーの詳細はこちら:
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
工業材料や建築材料の中でも、接着剤・塗料等はユーザーにおいて液体から固体に転換して使用する必要があり、また同時に被着体との間に接着力を作り複合材料化するという点で特徴的です。そのため、その際に必要となる接着化学の基礎的知識が不足していると、それが不具合の原因となることがあります。
そこで本講座では、「接着」の基礎的な知識を身に着けるとともにその不良原因と対策について理解し、硬化状態を化学的に評価することの意義とその具体的方法を知ることを目標とします。また、屋外に施工する場合も含め、長期信頼性評価のための加速試験や接着強さの目標値設定の考え方についても解説します。
セミナー詳細
| 開催日時 |
- 2026年02月26日(木) 10:00 ~ 17:00
|
| 開催場所 |
オンラインセミナー |
| カテゴリー |
オンラインセミナー、加工・接着接合・材料、化学・環境・異物対策 |
| 受講対象者 |
・接着剤・塗料等をこれから使用しようとしている技術者の方
・既に使用していて問題点・疑問点を持っている技術者の方 |
| 予備知識 |
・技術者であれば特別な化学の知識は不要です |
| 修得知識 |
・「接着」の基礎的な知識
・不良原因と対策について理解し、硬化状態を化学的に評価することの意義とその具体的方法
・屋外に施工する場合も含め、長期信頼性評価のための加速試験や接着強さの目標値設定の考え方についても一端を紹介いたします |
| プログラム |
1.接着技術の基礎
(1).接着力の発現
a.「接着」発現の諸説
b.機械的接合説
c.分子間力説
d.その他
e.化学結合説・分子間力説のまとめ
(2).ぬれ
a.固体-液体の接触
b.ぬれやすさ・接着エネルギー
(3).破壊モード
(4).接着と粘着
2.他の接合方法との違い
(1).各種接合方法の利点と欠点
(2).接着剤の利点と欠点
3.接着剤・塗料の分類
(1).溶剤系
(2).無溶剤系
a.アクリル系
b.瞬間接着剤
c.エポキシ系
d.シリコーン系
(3).その他
4.硬化原理の概要
(1).溶剤系
(2).無溶剤系
a.主な硬化方法
b.アクリル系
c.瞬間接着剤
d.エポキシ系
e.シリコーン系
5.接着不良の主な原因
(1).保存状態
(2).被着体の汚れ・表面状態
(3).塗布量
(4).プライマー
(5).硬化条件
(6).使用温度
6.物性評価
(1).弾性率の温度依存性
(2).ガラス転移温度
(3).線膨張係数
7.硬化状態の化学的評価
(1).化学的評価の必要性
(2).主な分析機器
a.FT-IR装置
b.FT-IR法による硬化率測定の手法・注意点
c.DSC装置
d.DSC法による硬化率測定の手法・注意点
8.加速試験
(1).主な加速試験方法
(2).高温試験
(3).高温高湿試験
(4).SWOM (サンシャインウェザオメーター) 試験
9.風荷重
(1).風荷重とは
(2).引張接着強さと剥離接着強さとの関係
10.まとめ
|
| キーワード |
ぬれ 塗料 硬化原理 プライマー ガラス転移温度 線膨張係数 加速試験 SWOM 風荷重
|
| タグ |
化学、化学物質、信頼性試験・故障解析、接着・溶着、塗装・塗布、表面処理・めっき |
| 受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
|
| 会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
|