材料力学の基礎と強度設計への応用およびそのポイント <オンラインセミナー>

~ 軽量化と強度確保のための設計検討、応力とひずみ、応力集中、断面特性の基礎、ねじりとはりと座屈、強度設計への活かし方のポイント ~

・機械設計の現場で最も頻繁に用いられ、必須となっている材料力学を基礎から修得し、強度設計に活かすための講座
・最小限の数式と実例を通して材料力学の基礎から強度計算に必要な応用分野まで修得し、信頼性の高い製品開発に応用しよう!

オンラインセミナーの詳細はこちら:

・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 機械工学の4大力学とは、材料力学、機械力学、熱力学、流体力学の4つの学問分野のことを指しますが、中でも材料力学は、機械設計の現場で最も頻繁に用いる基盤で、強度・剛性・安全率の判断を支える共通言語です。
 しかし、製品カテゴリー(たとえばスマホのような可搬型機器とビルのような大型構造物)によっては、前提や適用式も変わり、似たような製品を設計し続けていると、使う知識も偏りがちです。また最近はCAEを用いたシミュレーションが一般的となっていることもあり、学問としての深い知識を必ずしも必要としなくなってきました。それでも、材料力学の基礎の理解は、機械設計のエンジニアとして必要な知識の基盤となります。
 本講座では、材料力学の基礎から強度計算に必要な応用分野までの内容を、最小限の数式と実例で解説します。そもそも材料力学はなんのためにあるのか、という原点に立ち返って、この学問の重要性を理解し、設計判断を一段確かなものにしましょう。

 

セミナー詳細

開催日時
  • 2026年02月19日(木) 10:00 ~ 17:00
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・自動車部品、機械、電子機器、装置などの、機械設計分野の実務従事者、設計者、リーダーの方
予備知識 ・大学や専門学校で、4力学を含む機械系の科目の履修経験のある方が望ましい
修得知識 ・材料力学の必要性の理解
・材料力学的な思考の理解
・材料力学の基盤理論の理解
・強度設計に生かせる材料力学の応用知識
プログラム

<材料力学講座(基礎編)>

1.はじめに
  (1).機械設計で目指すこととは何か
  (2).どういうときに材力が必要になるのか

2.設計検討の事例
  (1).軽量化
  (2).強度確保

3.設計で目指すこと
  (1).制約条件を決める
  (2).最適形状を見つける
  (3).許容限界を決める
  (4).本質を押さえる
  (5).実体の挙動を見極める

4.材力的考え方の勧め
  (1).単純化してみる
  (2).対称性を利用する
  (3).重ね合わせで考える

5.材力の基本事項
  (1).フックの法則
  (2).応力集中
  (3).断面特性の基礎

<材料力学講座(応用編)>

6.応力とひずみ
  (1).フックの法則
  (2).熱応力とひずみ
  (3).モールの応力円
  (4).例題

7.断面特性
  (1).断面の基本特性値
  (2).断面特性の演算
  (3).断面特性の計算
  (4).基本断面と断面特性
  (5).例題

8.ねじり
  (1).ねじりモーメントによる変形とせん断ひずみ
  (2).ねじり変形におけるせん断応力
  (3).動力計算
  (4).ばね

9.はり
  (1).反力とモーメント
  (2).SFDとBMDの基礎
  (3).SFDとBMDの関係
  (4).例題

10.座屈
  (1).座屈の種類
  (2).オイラー座屈
  (3).端末条件と座屈荷重

11.トラス
  (1).トラス構造
  (2).静定トラスと不静定トラス
  (3).節点法
  (4).例題

12.強度設計への活かし方とそのポイント
  (1).力の方向の見極め
  (2).許容応力・安全率の設定
  (3).シミュレーションへの適用

キーワード 設計検討 制約条件 最適形状 許容限界 応力 ひずみ 断面特性 ねじり はり 座屈 トラス 静定トラス 不静定トラス
タグ シミュレーション・解析機械機械要素強度設計材料力学・有限要素法
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日