ロボットの協調制御技術の基礎と最適化・高度制御技術およびその応用 <オンラインセミナー>
~ ロボットアーム制御の基礎、協調制御の要素技術、IoTによるロボット協調環境の構築、デジタルツインによる協調制御の可視化、AIとの融合による高度制御、スマートファクトリ・検査ロボットへの応用 ~
・複数のロボットを協調的に動作させるための最新技術を基礎からAIとの融合による高度制御や応用まで体系的に修得できる講座
・プログラム制御の基本から実際の協調制御システム構築の流れについて実例を交えて学ぶことで、受講後には現場での応用を見据えた実践的な知識と発想力を修得できる特別セミナー!
・複数のロボットが連携して作業を行うことで、安全性、効率性、柔軟性を高めることが可能となるため、製造業や物流業界においてより高度な自動化と生産性の向上が期待されます
オンラインセミナーの詳細はこちら:
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
本セミナーでは、複数のロボットアームを協調的に動作させるための最新技術を、基礎から応用まで体系的に学びます。
近年、製造現場ではIoTやAIの導入が進み、生産ラインの自律化・最適化が求められています。特に、複数のアームロボットやAMR(自律移動ロボット)が連携して作業を行う「協調制御」は、デジタルツイン技術と深く結びつき、仮想空間での動作検証やトラブル予測が可能になります。
本講義では、センサ情報の統合、エッジAIによるリアルタイム判断、ネットワークを介した制御通信など、研究室が取り組む研究テーマと関連づけて解説します。プログラム制御の基本から、実際の協調制御システム構築の流れについて実例を交えて学ぶことで、受講後には自社現場への応用を見据えた実践的な知識と発想力を身につけられます。
セミナー詳細
| 開催日時 |
- 2026年02月09日(月) 10:00 ~ 17:00
|
| 開催場所 |
オンラインセミナー |
| カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備、ソフト・データ・画像・デザイン |
| 受講対象者 |
・製造業や自動化分野の若手技術者の方
・生産ラインでロボットアームや自律移動ロボット(AMR)を扱う方
・設備設計や保全業務に関わる方
・IoTや人工知能、デジタルツインの導入を検討している技術者の方
・大学や高専卒業後数年の実務経験を持ち、理論を整理し直したい方
・研究室の研究内容と関連する協調制御やエッジAIなどの最新技術を実務に応用できる知識として学びたい方
|
| 予備知識 |
・特別な専門知識は必須ではありません
・高校から大学初級レベルの物理や数学(特にベクトル・行列・微分積分)の基礎知識があるとロボットアームの運動や制御の考え方を理解する際に役立ちます
・プログラミング経験(PythonやC言語など)があると、センサ情報処理や協調制御アルゴリズムの理解が容易になります
・IoTやネットワーク通信の基本概念(センサデータの取得、クラウド連携、通信プロトコルなど)を理解していますと、デジタルツインやAI制御との関係をより深く理解できます |
| 修得知識 |
・複数のロボットアームや自律移動ロボット(AMR)を協調的に動作させるための基本原理と設計手法
・IoTによるデータ取得、エッジAIによる制御判断、デジタルツインを活用した仮想検証など、実際の生産現場で応用可能な最新技術の基礎を体系的に学べます |
| プログラム |
1.セミナーの概要:協調ロボットの時代
(1).協調制御とは何でしょうか:従来制御との違い
(2).ロボットアームとAMR(自律移動ロボット)の連携の意義
(3).研究室の研究事例紹介(IoT+AI+ロボット制御)
2.ロボットアーム制御の基礎
(1).関節構造・自由度・運動学の理解
(2).フィードバック制御とモデルベース制御の基礎
(3).センサ情報(位置・力・映像)の統合と協調動作への応用
3.協調制御の要素技術
(1).リーダ・フォロワー制御と同期制御の考え方
(2).トルク制御等
(3).マルチロボット間の通信と情報共有(IoT連携)
(4).動作安定化とエラー回避のためのAI推論
4.IoTによるロボット協調環境の構築
(1).センサネットワークによる環境情報取得
(2).MQTT通信を使った制御情報の共有
(3).エッジコンピューティングによるリアルタイム制御
(4).実際の研究例:IoT+AIによる多点協調制御システム
5.デジタルツインによる協調制御の可視化
(1).デジタルツインとは何か(実世界との双方向連携)
(2).シミュレーション環境の活用
(3).仮想環境での動作検証と実機への反映
(4).応用例:AMR+ロボットアームの連携モデル
6.AIとの融合による高度制御
(1).機械学習を利用した動作最適化と異常検知
(2).AIによる制御パラメータの自動調整
(3).予測制御・自律協調動作への展開
7.応用・展望とまとめ
(1).スマートファクトリ・検査ロボットへの展開
(2).信頼性・安全性・ヒューマン協調の課題
(3).今後の産業応用に向けた技術動向とまとめ
|
| キーワード |
協調制御 ロボットアーム AMR(自律移動ロボット) フィードバック制御 モデルベース制御 同期制御 マルチロボット AI推論 センサネットワーク MQTT通信 エッジコンピューティング 多点協調制御システム デジタルツイン 異常検知 自動調整 予測制御 スマートファクトリ
|
| タグ |
AI・機械学習、検査、センサ、ロボット、機械、機械要素、制御 |
| 受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
|
| 会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
|