高周波回路の基礎と設計上のポイント:高周波信号と高速信号の実装技術と測定上の注意点 <オンラインセミナー>

~ 高周波特有な現象と解決のポイント、 スミスチャートの活用法、Gbps級高速信号で効果を発揮する差動信号伝送、スミスチャートの活用法 ~

・初学者でも実際のケースに展開できる高周波の技術基盤力を養い、製品開発に応用するための講座
・高周波回路の設計・品質管理・トラブルシューティングに不可欠な基礎知識を修得し、特性を活かしたRF回路や高速ディジタル回路の開発に応用しよう!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 高周波回路は、無線信号やマイクロ波などを扱うRF(Radio Frequency)回路、そして高速ディジタル(Digital)回路など、高い周波数の信号を対象にしています。これらの設計・品質管理・トラブルシューティングなどを行う上で、高周波回路の基礎を身につけておくことが不可欠であり、課題解決の原動力となります。
 本セミナーでは、初学者でも専門技術を理解し、実際のケースに展開できる技術基盤力を養うことを目指します。特性を把握いただくためExcelによるグラフ化を徹底するとともに、実測データや模式図を多用し、理解を深めます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2026年01月19日(月) 10:00 ~ 17:00
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・高周波回路や高速信号を扱う(または興味をもつ)開発・設計技術者、基板設計技術者の方
・高周波回路を扱う(または興味をもつ)品質管理技術者やフィールドエンジニアの方
予備知識 ・簡単な電気基礎(オームの法則など)と初歩の複素数の知識程度で、特別な専門知識は必要ありません
修得知識 ・高周波、高速回路の基礎技術
・実際のケースに展開できる技術基盤力
プログラム

1.高周波回路の基礎
  (1).高周波と低周波の違い
  (2).高周波で重要な「インピーダンス」
  (3).高周波特有な現象と解決のポイント
  (4).高周波で扱う数字と周波数の呼び方

2.高周波になると導体/部品の特性が変わる
  (1).高周波における導体の特性
  (2).抵抗器に存在するストレー成分の影響
  (3).コンデンサに存在するストレー成分の影響

3.信号伝搬の基礎「進行波と反射波」
  (1).進行波と反射波により発生する定在波
  (2).タイムドメインと周波数ドメイン
  (3).パルス波は正弦波の合成

4.高周波信号伝送
  (1).伝送線路を伝わる信号のメカニズム
  (2).集中定数回路と分布定数回路
  (3).インピーダンス整合は特性向上の決め手
  (4).伝送線路の種類

5.ディジタル信号の伝送
  (1).理解に役立つ反射解析(格子線図:Lattice Diagram)
  (2).ディジタル信号伝送での課題と解決
  (3).Gbps級高速信号で効果を発揮する差動信号伝送

6.スミスチャートと活用のポイント
  (1).スミスチャートの成り立ち
  (2).スミスチャートの活用法
  (3).活用範囲がさらに広がるイミタンスチャート

7.高周波の測定と注意点
  (1).オシロスコープによる測定の実際と注意点
  (2).スペクトラムアナライザによる測定の実際と注意点
  (3).ネットワークアナライザによる測定の実際と注意点

キーワード 高周波回路 インピーダンス 導体 ストレー成分 信号伝搬 進行波 反射波 タイムドメイン 周波数ドメイン パルス波 正弦波 集中定数回路 分布定数回路 伝送線路 反射解析 格子線図 差動信号伝送 スミスチャート イミタンスチャート
タグ 信号処理通信回路設計基板・LSI設計計測器電子部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日